感想：小説「大宇宙のセイレーン」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 401巻）

　小説「大宇宙のセイレーン」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 401巻）の感想です。

-------------------------------------------------

■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118078/
大宇宙のセイレーン (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-401 宇宙英雄ローダン・シリーズ 401) [文庫]
ウィリアム・フォルツ (著), クラーク・ダールトン (著), 工藤稜 (イラスト), 赤坂桃子 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2011/5/31)
言語日本語
ISBN-10: 4150118078
ISBN-13: 978-4150118075

-------------------------------------------------
■宇宙英雄ローダン・シリーズ[401]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2011/05/20
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

-------------------------------------------------
◆８０１話　大宇宙のセイレーン（ウィリアム・フォルツ）（訳者：赤坂桃子）

　《ソル》はテルムの女帝の本拠惑星「ドラクリオチ」に接近するが、乗員は奇妙なテレパシー信号の影響を受け始めていた｡さらにケロスカーたちは突然《ソル》を離脱すると言い出し？！

−＞

　さよならケロスカーたち。もう地球の位置を計算してもらう必要も無いので（物語的に）お払い箱になったのでしょうか。ドブラクは離艦するにあたり、銀河系に残っている同胞たちの事を全く気にかけていないのがどうにも引っかかりますが…、お話自体は「ローダンたちは女帝と会った、終わり」程度の内容で、前回の張り切りぶりとの落差の酷さに愕然としました。あと、ドラクリオチに「アザミ」が生えているって･･･

-------------------------------------------------
◇８０２話　死せる子供の惑星（クラーク・ダールトン）（訳者：赤坂桃子）

　グッキーたちは女帝の命令を受け、第四惑星「ルーグ＝ピュア」へと向かった。そこでグッキーたちを待ち受けていたものとは？！

−＞

　かったるいの一言。途中で寝落ちしそうになりました。明らかに水増しエピソードですね。

-------------------------------------------------
★表紙絵

　メインはドーンと立っているローダン。背景はお魚種族ケルセイレーンと、彼女たちが育てている花。

-------------------------------------------------
★予告

　次巻402巻タイトルは「時間ハンマー」（2011年6月10日発売予定）。
　さらに次巻403巻タイトルは「インテルメッツォからの逃亡」（2011年6月25日発売予定）。

-------------------------------------------------
★おまけ

　あらすじネタバレ版はこちらへ。