雑談:昨今のTRPGと10年前のコラム

●馬場秀和のRPGコラム
http://www.scoopsrpg.com/baba.html

 この人がTRPG業界のどういう位置にいる人か不明なのですが、TRPGで検索するとよく引っかかる名前で、

これ

>『RPG世代論 −あるいは盛年の主張−』
>1998年7月25日
http://www.scoopsrpg.com/contents/baba/baba_19980725.html

 なんか何回読んでも面白いです(まあこの内容が妥当かはさておき)。

 それにしても、執筆されたのが1998年で、いわゆるTRPG冬の時代・氷河期真っ最中に「もうカラオケで騒ぐみたいなキャラなりきりプレイは止めよう」と書かれていますが、今のTRPGはなんとなくそういうのを促進する方向で作られているような気がするのは気のせいでしょうか。正直今の業界は俯瞰的に把握していないのですが、断片的に掴んだ情報からすると、そういう演劇的方向でライトノベル的な世界観をプレイする作品でTRPGが再興している様な気がして…

 1990年代後半の大衰退が何故起こったかも把握しきれていないのですが(TCG人気で追い落とされた、くらいかなと思っている)、21世紀に何故復活できたのかも良く解らない…、誰か業界史みたいなのを書いてくれていると良いのに…