感想:アニメ「境界線上のホライゾン (第1期)」(2011年)第13話(最終回)「境界線上の整列者達」


 アニメ「境界線上のホライゾン (第1期)」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

境界線上のホライゾン
http://genesis-horizon.net/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。
(地上波放送:2011年10月〜12月(全13話))

第13話(最終回) 境界線上の整列者達


■あらすじ

 トーリはホライゾンを助け出すと、アリアダスト学院への入学手続きを済ませ、他の兵共々武蔵に引き上げた。K.P.A.Italia は船で特攻してくるが、ホライゾンは大罪武装「悲嘆の怠惰」で船を吹き飛ばした。武蔵は今後の進路として英国に向かうことになり、下関へ進路を取った。

 聖譜暦1648年5月14日。武蔵をトレスイスパニアの船が襲撃してきて、野球部軍団が爆弾ボールを放り込んできた。武蔵側も反撃を開始したが、トーリはそれをアホ面で眺めていた(第二期に続く)。


■感想

 武蔵と敵の船が飛んでいるシーンで、舷側に白波が…、これ、「宇宙戦艦ヤマト3」で「次元潜航艇」の横に出ていたのと同じですよね。ヤマト3では「宇宙で波だって? プププ、スタッフのバーカ、だからクソヤマトは(以下罵詈雑言)」と嘲笑の対象にしかなりませんでしたが、あれから25年くらい経ったら、同じ事をしても誰も笑わなくなっていました…(いや、それとも皆腹を抱えて笑っているのかしらん?)


 ホライゾンが宗茂の大罪武装「悲嘆の怠惰」を使っているのは何故だろう…、前回二代が倒した時に戦利品としてもらったのでしょうか。


 イギリスに行くんだといいながら下関がどうたらこうたら…、この世界の地図が欲しい所です…


 結末は、『ホライゾンを助けてめでたしめでたし、トーリと朝ご飯を食べました』、で終るのかと思ったら、もう第二期のイントロといいますか、トレスエスパニア艦隊の襲撃で結構な時間を取っていて驚き。いや、そこまではいいのですが、敵の兵士が「野球部」で、バットで爆弾ボールを打ち込んできたり、ピッチャーが燃えさかる魔球を投げてきたり、もう「タイムボカンシリーズか何か?」みたいなアホ展開で締めにかかってきたので、もうクソクソ笑いました。この作品は、シリアスなんだかアホなんだかどうにも捉えどころが有りません…、


 まあ、とにかく、第1期は序盤は何が起こっているのか全く理解できなくて5週間くらい大混乱状態でしたが、途中からだんだん進行具合が理解できるようになって、なんとか最終回までには概要がつかめたので良かった良かった。原作を読んでないとまるっきり理解不能かと思いましたが、なんとかなりました。一応「第二期も楽しみ」と言えそうです。


 第二期はBS11で7月から視聴出来るようで、地上波放送からの遅れがほぼ無しとなるのが嬉しいところであります。