感想:ウォーゲーム雑誌「コマンドマガジン Vol.104」(2012年5-6月号)『特集:日本三大奇襲と河越合戦』


 発売日:2012年4月20日

シミュレーションゲーム (ウォーゲーム) 専門誌 コマンドマガジンWEBサイト
http://commandmagazine.jp/

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□付録ゲーム

河越合戦 北条氏康の賭け

>『河越合戦 北条氏康の賭け』は、天文15年(1546年)河越城を包囲する反北条連合軍を北条氏康が打ち破り大勝利した戦いを、作戦級のスケールで再現したオリジナル作品。


厳島の戦い The Battle of the Itsukushima, 1554-1555

>『厳島の戦い』は天文24年(1555年)に毛利元就陶晴賢厳島で破り勝利を収めた戦いの前後期間を扱う西中国地方の統一戦がテーマです。


 申し訳ないけどどちらもテーマ的にまるで興味無し。

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□特集:特集:日本三大奇襲と河越合戦

 興味無しなので完全スルー。

 中嶋真先生はウィキペディアのウソ内容に騙されるところだった云々とかかれていますが、あれはアテには出来んでしょう。暇つぶしには丁度良いですけど。


>■ゲームレビュー
>●ソロプレイ専用「太平洋戦争」戦略級ゲーム (澤村 勇)

 サイフォンのボードゲーム2作目「太平洋決戦〜全軍突撃せよ〜」(http://si-phon.jp/board/02/)の紹介。


>●魁! コマンド士官学校 (大久保城治)

 ガンダムAGEの「〜を強いられる」がここでも。この台詞はターンAガンダムの「黒歴史」なみに後世に語り継がれる予感。


>●野獣げぇまぁ拡大版 (徳岡正肇)

 今回のテーマは「日本史ゲームに人気が無いのは何故か?」。筆者は、その原因を例えば地名にあると指摘します。「武蔵の国」とか「姉川」とか言われても、一体何処にあるのか解らない。中途半端に知っているような気がして調べないからあやふやでイメージが湧かない。だから日本史ゲームもイマイチ取っ付きが悪い(「スターリングラード」等の場合は、知らないと明確にわかっているので調べようとするからそういうことは無い)。対策としてはマップに現在の地名も併記するのはどうか。云々。


 うーん? なんか腑に落ちない。日本史モノの人気が無いのは戦いに興味が湧かないからでは? 「スターリングラードの戦い」とか「エル・アラメインの攻防」とか「ノルマンディ上陸作戦」とかなら、戦車とか戦闘機とかが出てきます。そして人はモビルスーツとか兵器とかメカが大好きです(根拠無く言い切り)。そんな兵器がバリバリドカンする戦いなら、やりたくなります。でも「織田軍と浅井・朝倉軍の戦い」とか言われても、別に胸が躍らないし〜。歴史をよく知っていて身近なテーマであるのと、ゲームとしてプレイしたいというのはまるで別だと思うのです。だから日本史モノは人気が無いのでは? 少なくとも「三河」を「名古屋」とか書けば解決する問題ではないと思う。


>●ゲーム通信(BOARDWALK) (斉藤洋一)

 お題は消防士になって火事に立ち向かう協力型マルチゲーム「フラッシュポイント」。次から次へと面白いテーマを思いつくものです。


>●ええゲーム発掘隊 (じんぼ ただとし)

 お題は西部劇モノ「HIGH NOON SALOON」。アバロンヒルの「ガンスリンガー」を思い出してしまったい。

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