雑談:記事:『アップル、地図アプリの不具合は「神話」を壊すか』

●アップル、地図アプリの不具合は「神話」を壊すか:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120927/237334/

>地図アプリの不具合と、なかなか噂の域を出ないアップルテレビの開発構想。iPhone 5の販売が絶好調でも、「アップル神話」の視界は以前ほど良好とは言えないように思える。

 『iPhone5は単に今までの物の性能UP版に過ぎず革新が無いし、地図はあのとおりの惨状ですし、噂のアップルテレビはそももそ作っているのかも怪しい。と言う事で、アップル神話が崩壊しかけていませんか?』という内容。しかし、イマイチピントが外れている気もする。

 考えてもみれば、まず、今までだってiPhoneの進化って性能UP以外に何か有ったかと言わざるを得ない(CPUの速度がUP、3Gに対応した、液晶が性能UP、LTEに対応、etc)。「初代」は画期的だったにしても、以後はジョブズ御大のプレゼン力で毎回革命が起きていたように幻惑されていただけではないのか(まあ、それでも他社製品より遥かに出来が良いから売れているわけですが)。

 第二に一般大衆はそんな神話なんかどうでも良いのでは。iPhone5も4Sも最初発表された時は「専門家は目新しさが無いと評価」云々と言われていましたが、結果的にはバカ売れ。もう一般人はアップルブランドにどっぷり洗脳されており、「新製品が出た→買い換えだ!→行列→新製品にニコニコ」と自動的に反応してますって。もうiPhoneと名前が付けば、何を売っても大丈夫な状態。

 ということで、一度客を捕まえてしまった以上、このノリであと10年くらいは食えるんじゃないですか? 現在のパソコンの衰退みたいに、スマートフォンで食えなくなる時代が来たらまた別かもしれませんけど。