感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第11話「いつか見た世界」(2013年6月16日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

MBS 宇宙戦艦ヤマト2199 番組サイト
http://www.mbs.jp/yamato2199/

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第11話 『第十一話 いつか見た世界』


■あらすじ

 大マゼラン銀河では、ガミラスドメル将軍率いる艦隊が、敵「ガトランティス」の艦隊を一蹴していた。直後ドメルは首都に召還命令を受ける。

 ヤマトではメルダをどう処遇するかで揉めていた。古代はメルダは次元断層脱出に協力した「仲間」だと考えていたが、島や玲にとっては憎い敵でしかなかった。島の父親は2191年に地球人がガミラスと初遭遇した際の宇宙艦の艦長だったが、ガミラスの攻撃で戦死していた。その際の生存者の山本は島に、実は地球側が先にガミラスへ攻撃したという隠されていた事実を教えるが、島は受け入れられない。

 やがてメルダが戦闘機で逃げ出し、その後を玲のコスモファルコンが追跡した。実は玲はメルダと一騎打ちで決着をつけるつもりで戦闘機を使わせたのだったが、自機の故障で宇宙に放り出されてしまう。そんな玲をメルダが助けた。結局、メルダはガミラス基地の近くを通りかかった際に釈放された。



■感想

 出た、彗星帝国ガトランティス! さて、「新作映像では、敵と敵が知らないところで戦っていた、という事になっていた」という話、どこかであったなー、と思いましたが、それ「映画版北斗の拳」ですな。たしかこの映画では、原作に無いシンとラオウの対決シーンがあったとかで話題になってました。それと一緒のノリですね。

 そして、出た、悪党芹沢の大悪行! こうなるともう「侵略者ガミラスとそれに抗戦する地球」という構図すらぶち壊しているわけで…、いやー、頭の切り替えが大変だぁ。まあ、「ジオン公国は悪の組織ではないし、地球連邦軍が聖者の集まりでもない」というのと同じですけどね…、むうう、まあ、確かにこれはこれで21世紀風のアニメにふさわしい話ですが、もうこれ70年代ヤマトのリメイクとかいうのとは全く方向性違いますよね…

 とかぶつぶつ言っているうちに思いだしたのが「平成ガメラ三部作」。昭和に暴れまわった「ガメラ」という怪獣が出てくる点では同じですが、中身は平成ノリ、ある意味オタノリ。まあ2作目は自衛隊リスペクトが良かったけど、全体に「わざわざガメラというキャラ使わなくても…」感覚あり。2199もそれに近いものがあるかなぁ、ダメじゃないけどなんとなくすっきりしないものがあるというか。


★おまけ

 サブタイトルの意味がよくわからない…


★おまけ2

 メルダがヌーブラをしているのに笑った。遺伝子が人間と一緒とかもいいけど、下着文化も一緒なのかとか驚くべきじゃないか。