感想:アニメ「のうりん」第10話「究極と至高の野菜対決!」


 アニメ「のうりん」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ 『のうりん』公式サイト
http://www.no-rin.tv/index.html

 BS11での視聴です。

第10話 究極と至高の野菜対決!


■あらすじ

 豪傑で知られる田茂農の校長が何故か腑抜け状態になってしまった。校長はしきりとナスを食べたいというのだが、ベッキーがいくら食べさせても文句を言うばかりで回復の兆しが見られない。ところが、継が個人的に育てているナスを料理して提供したところ、いきなり元気になってしまう。継は市場で主流となっている、形や生産性を重視した「F1」という品種では無く、「固定種」という、古来からの味を重視した品種の復活を目指していた。

 直後、学校に継の父・校條創(めんじょう・はじめ)が現われ、いきなり継を転校させると言い出す。創は農作物の生産から販売まで一貫して手がける大企業の社長で、継を後継者にするため連れ戻しにきたのだった。しかし継は農作物を工業製品のように扱う父親の姿勢に反発して親子の縁を切っており、今では親戚の家に養子に入っていた。

 継と創は互いが作った野菜の売り上げで勝負することになるが、耕作たちや四天農の支援にも関わらず、継は敗れる。継は工業製品とバカにしていた野菜が、実は自分たちの作った有機無農薬野菜より美味だったと知る。創は24時間手間をかけて改良している野菜の方が、学生が作るものより美味いのは当然と言い放つ。創はこんな息子では後継者にもならないと、そのまま立ち去った。継は自分の視野の狭さ・未熟さを痛感し、良田と一緒に海外視察に出かけた。



■感想

 前半パートは「(アニメ版)ミスター味っ子」のパロディだし、後半も序盤は「美味しんぼ」のパクリだったのでうっかり油断していたら、ラストは結構マジな展開に持っていかれて驚いた。