アニメ「キャプテン・アース」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■TVアニメ「キャプテン・アース」公式サイト
http://captain-earth.net/
BS11での視聴です。
第3話 アルビオンの虹
■あらすじ
ダイチは前回の勝手な行動でまた閉じ込められていたが、司令のツトムは監察機関のやり方が我慢できなくなり、ダイチ・テッペイ・ハナの三人への基地内での拘束器具の使用を拒否し、三人は自宅に住ませる事にした。そこに前回ダイチを助けた「魔法少女」こと「夜祭アカリ」(声:日高里菜)が現われるが、アカリはツトムの別れた妻が引き取ったツトムの娘だった。
グローブの上層部はいきなり現われたダイチが邪魔なので、監察機関のメガネ男(名前知らない)にダイチを始末するように指示を出す。やがて新たなキルトガングが襲来するが、それは9年前ダイチの父親を殺したタイプだった。メガネ男はそれをダイチに伝えて焚きつけ、ツトムが気が付かないうちにダイチを宇宙に打ち上げる。アースエンジンインパクターは修理が済んでおらず、ダイチはキルトガングの前に標的同然で、メガネ男はこれでダイチは死ぬと大笑いする。ところが、そこに新たなキルトガング「アルビオン」が現われ、「味方」を破壊する。実はアルビオンはテッペイが動かしていた。
■感想
ハナが歌うと新キルトガング・アルビオンが起動……、このアニメもまた美少女の歌がキーワードですか。去年「シンフォギア2期」で、今年はこれ、と、もう歌う美少女は定番になりましたかな(なお、はしりは初代マクロスだとか知っていますので、『バトル+歌アニメはマクロスが最初なんだよ、無知が!!』とか絡まないでくださいね)。
各人のキャラ立ては、「コンピューターならオイラに任せろ」美少女とか、「すっ裸でも恥ずかしくないよ」天然美少女とか、堅実に特徴を押し出してきていて、安定の進行ぶり。さすが2クール確保しているだけあって、どっしりした進め方は安心します。
さて、グローブという組織ですが、なんというか崩壊寸前じゃね? 仕事もせずに口出しするだけの連中が現場でえらそうにしているというのは、赤軍の政治委員(将校)と軍人の対立みたいで面白いともいえますが(?)、司令官がロケットが打ち上げられるまでそれをまるで知らなかったとか、アースエンジンインパクターが修理が済んでいないのに宇宙ステーションの方で合体を止められないとか、組織の制度的にも機械的にもどーかしているとしか……、まあどうせ組織の内輪もめがテーマの一つなんでしょうけど。