ドラマ「X-ファイル 2016」(全6話)のあらすじと感想のまとめです。
(※以下、ネタバレが含まれています。ご注意ください)
X-ファイル 2016 ブルーレイBOX [Blu-ray]
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アメリカでの放送時期
2016年1月~2月(全6話)
ストーリー展開
◆導入部
モルダーとスカリーがFBIを辞めてから十数年後。二人は秘密組織「シンジケート」が未だ暗躍していることを知り、その企みを打ち砕くことを決意する。そしてスキナーの要請によってFBIに復職し、再度X-ファイル担当捜査官となる。
◆結末
秘密組織「シンジケート」の長年の計画により、アメリカ国民はDNAを改変され免疫機能を失っており、伝染病の大流行でパニックに陥った。スカリーは自分の体内の異星人のDNAからワクチンを作りだし配布を始める。しかしモルダーは病気に侵されてもう虫の息で、行方知れずの息子ウィリアムの幹細胞を移植するしか助かる道はなかった。そこに突然UFOが現れる。
登場人物
●フォックス・モルダー(デイヴィッド・ドゥカブニー)
十数年前にFBIを辞めてからは引きこもりのような生活だったが、第1話「闘争 Part1」で、かつての上司スキナーにFBIに呼び戻され、再びX-ファイル担当捜査官となった。
●ダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)
十数年前にFBIを辞めてからは医者として病院で働いていたが、モルダー同様に復職してX-ファイル担当捜査官となった。
●ウォルター・スキナー(ミッチ・ピレッジ)
FBI副長官。モルダー・スカリーのかつての上司。X-ファイル課を復活させるため、モルダーとスカリーを呼び戻した。
●スモーキング・マン(ウィリアム・B・デイヴィス)
秘密組織「シンジケート」の幹部。死亡したと思われていたが、実は生きており、ひそかに陰謀を進めていた。
●モニカ・レイエス(アナベス・ギッシュ)
元FBI捜査官。スモーキング・マンに脅迫され、彼の部下として働かされている。
あらすじ・感想リスト
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話数 | タイトル | 原題 | 評価 |
---|---|---|---|
01 | 闘争 Part1 | MY STRUGGLE | △ |
02 | 変異 | FOUNDER'S MUTATION | △ |
03 | トカゲ男の憂鬱 | MULDER & SCULLY MEET THE WERE-MONSTER | ○ |
04 | バンドエイド・ノーズ・マン | HOME AGAIN | ○ |
05 | バビロン | BABYLON | △ |
06 | 闘争 Part2 | MY STRUGGLE II | ○ |
シーズンを通しての感想
13年半ぶりの新作TVシリーズで、しかもオリジナルのモルダーとスカリーのコンビの復活という事で、視聴前は心が躍ったのですが、実際に見てみると内容は正直失望でした。たった6本しか作っていないのに、その内半分が外れという打率の低さは、あまりにも予想外というか。特にクリス・カーターの衰えぶりが顕著という感じでしたね。
しかし、残りの三本の内、「トカゲ男の憂鬱」や「バンドエイド・ノーズ・マン」は、オリジナルシリーズのクオリティに匹敵する十分楽しめる作品でしたし、最終話「闘争 Part2」も風呂敷の広げ過ぎという気はするものの、懐かしのスモーキング・マンが大活躍するなど、それなりに見ごたえのある内容でした。しかし、最終話があの結末であれば、ぜひ続編を作ってもらわねば困りますよね。