感想:アニメ(新番組)「妹さえいればいい。」第1話「料理上手の弟と全裸の美少女と気の合う友達さえいればいい。」

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。http://imotosae.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

<ストーリー>
「妹さえいれば
人生は常に最高なのに、
なぜ俺には妹がいないのか……」


妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの
小説家・羽島伊月の周囲には、
天才作家にして変態の可児那由多、
女子大生の白川京、
イラストレーターのぷりけつ、
鬼畜税理士の大野アシュリーなど、
個性豊かな人物たちが集まっている。


それぞれ悩みを抱えながらも、小説を書いたり
ゲームをやったりお酒を飲んだり確定申告をしたり
といった、賑やかな日常を送る伊月たち。
そんな彼らを温かく見守る伊月の義理の弟・千尋には、
ある大きな秘密があって―。


楽しくも心に刺さる、天才や凡人や変人たちが
繰り広げる青春ラブコメ群像劇、スタート!

 

第1話 料理上手の弟と全裸の美少女と気の合う友達さえいればいい。

 

あらすじ

 ラノベ作家の羽島伊月は、度し難いレベルの「妹好き」で、次回作にも強引に妹キャラをねじ込もうとして病的な内容の原稿を生み出してしまい、編集者からボツを食らっていた。

 直後、伊月の部屋に、伊月の義弟・千尋や、友人の白川京、作家仲間の不破春斗・可児那由多が集まる。そしてゲームで盛り上がったり、伊月の作ったご馳走を堪能したりして、楽しいひと時を過ごす。ちなみに那由多は伊月の書いた小説に感動して自らも作家を志した過去が有り、伊月自身に猛烈なアプローチを繰り返していた。

感想

 評価は○。

 「僕は友達が少ない(はがない)」で大ヒットを飛ばした人のラノベが原作。

 初回ははがないほどのインパクトは無かったものの、割と面白かったのでまずまずといったところ。主人公が部屋の中から一歩も出ず、結局知人と30分間だべっているだけだったという起伏ゼロの内容でしたが、退屈しなかったので良しとします。しかし、今後も「部室モノ」というかそういう展開なのかしらん?


 それにしても、小学館ガガガ文庫の本が原作のはずなのに、「妹の桐乃ちゃん」とか他社の文庫の事を言っているのに意表をつかれたなぁ。あと、部屋に置いてあるゲームの箱がどう見ても全て実在のモノぽかったのも驚いた。こういうのって普通架空タイトルにするんじゃないの?

妹さえいればいい。


制作会社
SILVER LINK.


スタッフ情報
【原作】平坂読(「ガガガ文庫小学館刊)
【キャラクター原案】カントク
【監督】大沼心
シリーズディレクター】玉村仁
【シリーズ構成・脚本】平坂読
【キャラクターデザイン・総作画監督】木野下澄江
【メインアニメータ―】青木慎平
【プロップデザイン】泉美紗子
美術監督】坂上裕文
色彩設計】平井麻実
【撮影監督】臼田睦
【編集】坪根健太郎
【音響監督】土屋雅紀
【音楽】菊谷知樹
【音楽制作】ランティス


あらすじ
高校2年生の時に新人賞を受賞してデビューした小説家、「羽島伊月」。売れっ子作家だが、最近出版された本の売れ行きはどれも「そこそこ」クラスにとどまっている――なぜならそれは、彼の作品すべてヒロインが「妹」だからである……。彼の周囲にはいつも個性的な連中が集まっている。愛も才能もヘビー級、残念系美少女のハイエンド・可児那由多。恋に悩み友情に悩み夢に悩む青春三冠王・白川京。鬼畜税金セーバー・大野アシュリー。天才イラストレーター・恵那刹那。それぞれ迷いや悩みを抱えながらもゲームをやったり旅行に行ったり仕事をしたり賑やかな毎日を繰り広げる伊月たち。そんな彼らを温かく見守る完璧超人の弟・千尋には、大きな秘密があって――。


音楽
【OP】ChouCho
【ED】結城アイラ


キャスト
羽島伊月:小林裕介
羽島千尋山本希望
可児那由多:金元寿子
白川京:加隈亜衣
不破春斗:日野聡
土岐健次郎:鳥海浩輔
恵那刹那:代永翼
大野アシュリー:沼倉愛美
三国山蚕:藤田茜