TVアニメ「Fate/Apocrypha」公式サイト http://fate-apocrypha.com/
放送 BS11。本編全25話+総集編2回の全27週放送。
【※以下ネタバレ】
第25話(最終回) Apocrypha (2017年12月30日(土)深夜放送)
あらすじ
天草四郎はジークに負けてセミラミスと共に消滅した。ジークは聖杯の中に入り、天草四郎の願い(全人類不死化)が止められないと知ると、聖杯に別の願いを申し出て受理される。アストルフォはカウレスと元(?)ジャンヌ・ダルクを連れて空中庭園を脱出した。ジークは聖杯の力でドラゴン化して大聖杯を人間世界とは切り離されたどこかに持ち去り、人類不死化は阻止された。
その後。カウレスは魔術師協会所属になり、アストルフォが旅に出かけ、またどこかでジークとジャンヌ・ダルクが再会して〆。
脚本:東出祐一郎/絵コンテ:浅井義之/演出:浅井義之・嵯峨敏/総作画監督:山田有慶・伊藤公規
作画監督:田中一真・須藤智子・蛯名秀和・浜友里恵・廣江啓輔・古住千秋・普津澤時ヱ門・みうらたけひろ
高橋和也・河野敏弥・辻早智子・原友樹
感想
なんかよく解らないオチでしたが、なんとなくいい雰囲気だったので、話の意味は解らなかったけどまあ悪くは無かったかなと。
総括
評価はまあ○。
前半クールはアレな出来でしたが、終盤はなんとか形になったかなぁと……
ルーマニア一帯を勢力圏とする結社ユグドミレニア一族は、魔術師協会からの独立を宣言し、両者は全面戦争状態に突入した。ユグドミレニアと魔術師協会は、それぞれ「赤の陣営」「黒の陣営」と名乗り、七騎ずつのサーヴァントを召喚し、ここに「聖杯大戦」が幕をあげることになった……
まあ、はっきり言って中身の薄いアニメでした。「Fate/stay night」からの派生作品という事で、当初「Fate/Zero」アニメ版の感覚で見始めたら、密度が段違いに薄くて、毎回「えっ、これだけの中身しかないの?」とビックリし通しで……
設定も、Fate特有の(?)ドロドロ感が無く、どう考えても「サーバント七騎の戦いであれだけ盛り上がるなら、七騎が力を合わせて共通の敵と戦ったら、もっと盛り上がるんじゃね? それがサーバント同士の団体対抗戦なら最高じゃん!?」みたいな「ぼくのかんがえたさいきょうのせいはいせんそう」みたいな設定で失笑しきり。
しかもサーバントが14騎、そのマスターが14人、という事で、もう学校の一クラス分のキャラが登場するので、一人一人のキャラの描写が超薄くて、あらあらまあまあ状態。戦争が始まっても、アーサー王の息子で当初主役だと思っていた赤のセイバー(沢城みゆき)は全然出てこないわ、バーサーカーなんか二体とも速攻で退場するわ、また審判役のジャンヌ・ダルク(坂本真綾)はただ居るだけだわ、etcで全然ドラマになってない……
中盤、天草四郎が赤のマスターを全員退場させて人員整理したあたりから少し動きが見えてきたものの、だからどうした感は否めず。ジャック・ザ・リッパーの話も全く余分としか思えず、一緒にいた中原麻衣キャラは一体何だったんですか?(ポカーン)状態。
まあ、終盤、ジークたちが空中庭園に殴りこんだあたりから、サーバント同士の戦いがようやく見られるものになって、オチは思ったよりはマシだった、という感じでしたが、当初予想していたような「Fate」派生作品のレベルじゃなかったですねぇ……
まあ一応(早送りを駆使しつつも)最後まで見る気にはなったので、「そこそこ」だったとは思います。押しキャラはセミラミス様一択ね。
かつて、冬木と呼ばれる街で執り行われていた、七人の魔術師と英霊たちによる「聖杯戦争」。
しかし第二次世界大戦の混乱に乗じて、“とある魔術師“が聖杯を強奪する―。
数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は、魔術協会からの離反、独立を宣言。
怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。
――サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。
「聖杯戦争」のシステムが変更され、七騎対七騎というかつてない規模の戦争が勃発。
かくして、ルーマニア・トゥリファスを舞台に空前絶後の規模の戦争――「聖杯大戦」が幕を開ける。
制作会社
A-1 Pictures
スタッフ情報
【原作】東出祐一郎、TYPE-MOON「Fate/Apocrypha」
【キャラクター原案】近衛乙嗣
【監督】浅井義之
【シリーズ構成】東出祐一郎
【キャラクターデザイン】山田有慶
【サブキャラクターデザイン】須藤智子
【プロップデザイン】田中一真、伊藤公規
【モンスターデザイン】蛯名秀和
【アクションディレクター】榎戸駿、坂詰嵩仁
【美術監督】井上一宏
【美術設定】須江信人
【色彩設計】茂木孝浩、土居真紀子
【CGディレクター】中島宏
【撮影監督】岡崎正春
【編集】高橋歩
【音響監督】岩浪美和
【音楽】横山克
あらすじ
「冬木」の大聖杯が強奪され「聖杯戦争」のシステムが崩壊し数十年後―。
フリーランスの死霊ネクロ魔術師マンサーである獅子劫界離は魔術協会に呼び出され、
ある「聖杯戦争」への参加を依頼される。
それは、かつて奪われた大聖杯を巡り、
二つの陣営に分かれ七騎対七騎が争う空前絶後の「聖杯大戦」であった。
獅子劫は触媒となる“円卓の欠片”を手に、戦いの舞台であるルーマニアの地へ赴く。
音楽
【OP】EGOIST「英雄 運命の詩」
【ED】GARNiDELiA
キャスト
CAST
ジーク
花江夏樹ヴラド三世
置鮎龍太郎アストルフォ
大久保瑠美アヴィケブロン
宮本 充フランケンシュタイン
野中 藍ジャック・ザ・リッパー
丹下 桜モードレッド
沢城みゆきアタランテ
早見沙織カルナ
遊佐浩二アキレウス
古川 慎ウィリアム・シェイクスピア
稲田 徹スパルタクス
鶴岡 聡セミラミス
真堂 圭獅子劫界離
乃村健次ダーニック・プレストーン・
ユグドミレニア
檜山修之フィオレ・フォルヴェッジ・
ユグドミレニア
赤﨑千夏カウレス・フォルヴェッジ・
ユグドミレニア
小林裕介ゴルド・ムジーク・
ユグドミレニア
大川 透セレニケ・アイスコル・
ユグドミレニア
石上静香ロシェ・フレイン・
ユグドミレニア
加藤英美里六導玲霞
中原麻衣