【カードゲーム】業界は今年は推理ゲーム一色? 新作「Qシャーロック 7月4日の死」

Qシャーロック 7月4日の死

internet - OnlineGameMarket / Qシャーロック 7月4日の死
https://www.boardwalk.co.jp/iogm/products/detail.php?product_id=25738

Qシャーロック 7月4日の死
【メーカー】グループSNE
【著 作 者】Josep Izquierdo Sanchez & Marti Lucas Feliu
【種別仕様】カードゲーム
【プレイ人数】1-8人
【プレイ時間】約60分
【対象年齢】8歳以上
【商品説明】スペイン生まれの推理ゲームが日本上陸!
 『Qシャーロック』は、“Qシステム”という独自システムをもとにプレイヤーが協力してミステリー事件を解決するカードゲームです。


 シンプルなルールながら本格的な推理を味わえるとして、2019年ドイツ年間ゲーム大賞の推薦作に選ばれました。本国ではすでに11作品が発売され、14か国で遊ばれています。
 日本語版は初期3作品をワンボックスに封入。


 「ラストコール」では飛行機内で起きた事件を、「7月4日の死」では豪邸で発見された死体の謎を、「考古学者の墓」では自宅で殺された著名人の死を、それぞれ解明することになります。
 手札の情報が重要なものかどうか判断し、公開するか捨てるかを選びましょう。最後にはみんなで推理を働かせ、質問に答えることになります。
 みなさんは真実を見つけ出し、かの名探偵(シャーロック)と肩を並べることができるでしょうか?

 
 

●また推理ゲームがやって来た!

 
 上記の説明で見ても解る通りの、協力型の推理カードゲーム。4月24日(金)に発売されたばかりの新作です。昨年(2019年)に
 ↓

テーブルゲーム】中国で大ヒットの「マーダーミステリー」についてご紹介【人狼の次はこれが来る】
https://perry-r.hatenablog.com/entry/2019/10/21/164338

perry-r.hatenablog.com

 
 と書いたように、最近のテーブルゲーム業界では「マーダーゲーム」という推理ゲームが流行っている模様なのですが、そのどさくさに紛れて(?)、グループSNEがついでに別の形態の推理ゲームも売り込もうとしているようです。今年はテーブルゲーム業界は推理物尽くしになるのか?!

「Q」ってなんだよ……

 ところでこのゲームは海外作品なのですが、海外のアマゾンでタイトルを調べると
 

Sherlock: Last Call Board Game
http://www.amazon.co.uk/dp/B07KM7JF89

Enigma Studio Sherlock: Death on The 4th of July
http://www.amazon.co.uk/dp/B07KPLNXDB

Sherlock: The Tomb of The Archaeologist Board Game
http://www.amazon.co.uk/dp/B07KPLW4KM

 
 と、ストレートに「Sherlock」というシリーズ名であって、「Qシャーロック」というマヌケ……、いやいや、奇妙奇天烈……、いやいや、ユニークなタイトルではありません。まあ「Qシステム」とかいうゲームシステムから来ているらしいですが、多分日本では「シャーロック」というゲーム名が使えなかったんですね。BBCのドラマ「シャーロック」が商標登録しているとかそんな理由か?
 
 
シャーロック・ホームズ 10の怪事件