Group SNE | 製品情報 | GMウォーロックVOL.02
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GMウォーロック VOL.2 (2) 単行本 2021/7/17
グループSNE (著), 安田 均 (監修)
出版社:グループSNE (2021/7/17)
発売日:2021/7/17
単行本:217ページ
テーブルトークRPG、ボード/カードゲーム、マーダーミステリーなど、あらゆるアナログゲームの最新情報をお伝えするサポート誌「GMウォーロック」の第2弾。
メイン特集は、この夏新たに登場する「マーダーミステリーミニ」シリーズをはじめとする謎解きや脱出ゲーム。さらには同時期に発売される『ファイティング・ファンタジー・コレクション』の特報など、「AFF2e」にスポットをあてた記事を多数掲載します。
その他、RPGシナリオや入門記事、すぐに遊べるソロアドベンチャー、コミックなどなど、多彩な面白さをお届けします。
【※以下ネタバレ】
内容
●【巻頭特集】謎×ストーリー×ゲーム
マーダーミステリーを初めとする謎解きゲームの特集。「ミステリーラミー」「Qシャーロック」「EXIT 脱出:ザ・ゲーム」「ブラックストーリーズ」「マーダーミステリーミニ」などを紹介。このジャンルは、今のところ黎明期のTRPGのごとく情報がいくらあってもまだ欲しい的な感じなので、いくらでも特集してほしい。
少人数で遊べるマーダーミステリーというのは「あ、そういう物が作れるんだ?」と虚を突かれた感じ。最初から大人数限定の娯楽だと思い込んでいたので……
●【TRPG特集】ファイティング・ファンタジーとは何か?
・ファイティング・ファンタジー・コレクション特報
7月に発売されたファイティング・ファンタジー・コレクションの記事。第二弾を予定していて、既にジャクソン&リビングストンと収録作品について意見交換中、という記載が嬉しい。
・FFゲームブックの全貌
FFゲームブックの歴史、火吹き山も最初はジャクソンとリビングストンでルールのすり合わせが出来ていなくてそれぞれで勝手に書いていた、作中世界やキャラの紹介、TRPG版で遊ぶのもいいよ、云々、と面白い記事。今更になってまだ「火吹き山」に関して新情報が読めるとは思わなかったよ。
・火吹山 1.5 ~火吹山ひとたび半の冒険 藤浪智之
ゲームブック。パラグラフ数60。タイトル通り、「火吹き山の魔法使い」と「~ふたたび」の間に存在した話、という設定のミニストーリー。廃墟となった火吹き山のダンジョンを探索するので、1作目をプレイしているともっと楽しい(知らなくても問題無し)。
コンパクトな内容ながら、「今後、これこれの条件のパラグラフでは、パラグラフ番号に●を足した別パラグラフに飛べる」という仕掛けがあり、それを見つけていくということで二重に楽しめます。でもパラグラフ60ってどうやって行くのかしらん?
・超・はじめてのAFF 中山哲学
リプレイ漫画。仕切り直して登場キャラを一から紹介。ありがたい。
日本(現代と大正時代)を舞台にしたサプリメント発売のお知らせ。
翻訳シナリオ「タイタニック号の悪夢」。あのタイタニック号を舞台にしている。参考資料で、キャメロンの映画「タイタニック」が挙げられているのにワロタ(笑)
ゴーストハンターシリーズもトレイル~に流用できる、という指南。シリーズ第一作が1987年のパソコンゲーム「ラプラスの魔」だ、と書いてあるのに苦笑。そうか、あれ、ゴーストハンターシリーズの一環にカウントされていたのか(笑)
●捏造ミステリーTRPG 赤と黒
今までに数々のTRPGの記事を読んできて、「変わったテーマだ」とか「システムが大変そうだ」とか感じたことはありましたが、「どういうゲームなのか全く理解できない」というTRPGは初めてです(涙) いやこれマジ。比喩でも何でもなく、プレイヤーキャラクターたちは何を目指して、具体的に何をして、最終的にどこにたどり着くのか、親切丁寧な解説の筈なのにほぼ理解できない……
●トンネルズ&トロールズ完全版
・ソロアドベンチャー「ゾルのモンスター迷宮」。とにかく戦いまくるだけ。パラグラフ「番号」ではなく、「A」とか「AA」とかの記号なのが珍しい。