【ゲームブック】感想:ゲームブック「ゲームブック ぼうけん!おばけのもり」(水本シズオ/2020年)【クリア済】

リス: 住まい、食べ物、接し方、病気のことがすぐわかる! (小動物 飼い方上手になれる!)

ゲームブック ぼうけん!おばけのもり
https://onkoya.booth.pm/items/2138997

【※以下ネタバレ】
 

りすの りっくんが 「おうごんの どんぐり」を さがしに 「おばけの もり」へ でかけたよ。
さあ きみも りっくんと いっしょに ぼうけんしよう!


A5サイズ62ページ/総パラグラフ数55/2020.7.17発行


子ども向け(対象年齢5歳以上)の、絵本風ゲームブック
クイズやなぞなぞをときながら、ゴールを目指します。
筆記具・サイコロ不要。

 

概要

 子ども向け(対象年齢5歳以上)の絵本風味のゲームブック

あらすじ

 りすの「りっくん」は「おうごんのどんぐり」を探すため「おばけのもり」にやって来たぞ。読者はりっくんがおうごんのどんぐりが手に入るように助けてあげよう。

ゲームシステムなど

 パラグラフ数は55。「パラメーター」「サイコロ振り」「アイテム使用」といった概念は無し。

 基本的に絵本で、1ページ=1パラグラフ。選択肢は、オーソドックスに「□□と△△があるぞ、□□にいくなら[XX]へすすむ。△△にいくなら[**]へすすむ。」という自由選択型と、クイズが出題され「こたえはどっちかな? ○○なら[XX]へすすむ。◇◇なら[**]へすすむ。」という明確に正解・不正解があるタイプの二種類。

 クイズで不正解になっても(当然)キャラクターが無惨に死んだりはせず、少し前のパラグラフ番号に戻ってやり直すように指示されるだけ。選択肢も少ないのでメモを取らなくても簡単にクリア可能。

感想

 評価は○。プレイ時間:約10分。

 この作品は、作者の水本シズオさんのブログで存在を知り
 ↓

2020-07-04
新作ゲームブック販売開始(PDF版は期間限定で無料) - ゲームブック 温故屋
https://onkoya.hatenablog.jp/entry/2020/07/04/012854

onkoya.hatenablog.jp

新作『ゲームブック ぼうけん! おばけのもり』が、BOOTHで販売開始となりました。今回のゲームブックは、対象年齢を5歳以上に想定した、子ども向けです。PDF版は期間限定で無料にしていますので、ダウンロードして遊んでいただけると嬉しいです。

 
 期間限定で無料ということで早速PDFファイルをダウンロードして遊ばせてもらいました。

 子供向けなのだから、なぞなぞはめちゃくちゃ簡単……、かと油断していたら「○○にはあってXXにはない。□□にはあって◇◇にはない」系のなぞなぞでは、真剣に考えても答えが解らなくて「えっ?」と思ってしまいました(笑) いやまいった(笑)

 また、途中で出会うキャラクターが「○○とであったら□□するんだ」的なヒントをくれて、それをしっかり憶えていないと後々で問題になったり(という程でも無いですけど)、と、簡単な中にも「本格ゲームブックのエッセンス」というものが感じられて嬉しい作りとなっていました。
 
 さすがに大人の読者には「やりごたえがある」というわけにはいきませんでしたが、童心に帰ってというか、そういう感覚で楽しくプレイできました(笑) 肩の凝らないこういう作品も良いもんですね。
 
 
にゃんたんのゲームブック (ポプラ社の小さな童話)