【ウォーゲーム】感想:雑誌「ゲームジャーナル No.76」『特集:独眼竜政宗』(2020年9月1日発売)

シミュレーションジャーナル ゲームジャーナル76号 独眼竜政宗

http://www.amazon.co.jp/dp/B08F85CC2T
シミュレーションジャーナル
ゲームジャーナル76号 独眼竜政宗
価格: ¥3,960

ゲームジャーナル公式サイト http://www.gamejournal.net/

www.gamejournal.net

【※以下ネタバレ】
 
 

収録ゲーム

 
独眼竜政宗ゲームデザイン:福田誠)

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_076
独眼竜政宗」は、同一システム・スケールで日本各地の戦国合戦を再現する戦国群雄伝シリーズの一作で、伊達政宗と佐竹、芦名、最上等の反伊達陣営による奥羽地方の覇権争奪を再現します。

 
 

本誌内容

◆特集:独眼竜政宗
 
 収録ゲームに関して「カラーページでのリプレイ」「松田大秀氏のリプレイ漫画」「ヒストリカルノート」「関連人物紹介」「ゲームの殿堂 ゲームの中の伊達★政宗」などの記事を掲載。


◆[連載](新連載)ウォーゲーム英雄列伝(近藤友樹)

 新連載。世界史の中の戦いと、その史実に関連したゲームを紹介する記事。第一回目は「英仏百年戦争を終わらせた人物たち その(1) リッシュモン伯アルチュール伝」。


◆[連載]Mrことくの過激にレポートするぜ!
主計将校:第二次世界大戦の補給戦 日本語版

 対象ゲームはユーロゲーム「主計将校:第二次世界大戦の補給戦」(ホビージャパン)。


◆[連載](最終回)B級SFゲーム分科会出張所(いしだたかし)
The Awful Green Things from Outer Space

 連載最終回。対象ゲームは「外宇宙からの恐るべき緑のもの」(スティーブジャクソンゲームズ)(The Awful Green Things from Outer Space / Steve Jackson Games)。


◆次号予告

 No.77(2020年12月1日発売予定)の特集は「ガダルカナル ~補給と戦闘~」。収録ゲームは、2in1で「ガダルカナル・ギャンビット」と「ガ島沖砲雷戦」。


感想

・特集:独眼竜政宗

  正直、伊達政宗個人にも、東北地方の戦いの歴史にも興味ゼロのため、全く読みごたえ無し。


・ウォーゲーム英雄列伝

 その昔連載されていた記事「ウォーゲーム英雄伝説」のリブート的な連載で、執筆者は別の方になりましたが、「世界史についての文章」+「関連するゲームの紹介」というスタイルはそっくり同じです。

 しかし、いきなり英仏百年戦争……、初回からイマイチ興味が持てない……


・Mrことくの過激にレポートするぜ!

 お題は「主計将校:第二次世界大戦の補給戦」。この手のウォーゲームぽいテーマのユーロゲームってたまーに見ますけど、「そのテーマなら普通にウォーシミュレーションにすれば?」みたいななんか微妙な気持になってしまって、素直に応援(?)できない……


・B級SFゲーム分科会出張所

 いしだたかしさんが同人誌GJ時代から20年以上も続けてきた超長期連載も今回で涙の最終回。お題は「外宇宙からの恐るべき緑のもの」(スティーブジャクソンゲームズ)(The Awful Green Things from Outer Space / Steve Jackson Games)というメジャーなところで締めくくりました。

 過去に「本誌の特集記事がつまらなくても、この連載があるから救われた」みたいなことが多々あったので、この連載が無くなったら今後どうなってしまうのか凄く心配……


・定期購読者アンケート結果報告

 69~72号についてのアンケート結果について。読者からのコメントで72号の九州三国志について「九州には全く興味がない。メキシコの古代文明のゲームをプレイした方がマシです」云々と書いてあって爆笑しました。うーん、気持ちは凄くわかる(笑)


・次号予告

 ガダルカナル特集でゲームは2in1。片方のゲーム「ガ島沖砲雷戦」のデザインはそんし~浅野氏だと書いてありますが、本当なのか? 74号の「日中韓・現代海戦三国志」同様、また雑誌が届いたら「実は別人のデザインでしたぁ~」とか書いてあるんじゃない?
 
 
 

他の号の内容・感想はこちらからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
 
伊達政宗―独眼竜の野望と咆哮
伊達政宗―独眼竜の野望と咆哮 (歴史群像シリーズ (19))
伊達政宗 (学研まんがNEW日本の伝記)
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