【ウォーゲーム】国際通信社「皇帝ナポレオン」ついに手に入れたぞ【35年ぶり】

図説 ナポレオン: 政治と戦争 フランスの独裁者が描いた軌跡 (ふくろうの本)

■皇帝ナポレオン 国際通信社
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皇帝ナポレオン
発行日:2024年04月30日
価 格:2,750円(本体価格2,500円+税10%)

 

『皇帝ナポレオン』は1805 年の第三次対仏大同盟の頃から1815 年のフランス国内戦役の頃までの間に発生した「ナポレオン戦争」をヨーロッパ全土の範囲で再現する戦略規模の対戦型シミュレーションウォーゲームです。一方のプレイヤーがフランス軍を、 もう一方のプレイヤーが連合軍(反フランス連合)を指揮し勝敗を決します。


フランス軍はヨーロッパ全土の征服を目指します。時には外交により同盟を結び大国を味方に引き入れたり、〝戦争の天才”と呼ばれるナポレオンが自ら〝フランス大陸軍”の指揮を執り敵国をねじ伏せます。指揮官の数と能力、陸軍部隊の数で他国を優るフランス軍はその特性を活かし勢力を広げ、対する連合軍はイギリスを中心にナポレオンの野望を挫くべくヨーロッパの大国の力を結集することになるでしょう。果たしてヨーロッパの覇権をナポレオンが握るのか、それとも反ナポレオン陣営がそれを阻止するのでしょうか?

 
 国際通信社の戦略級ウォーゲーム「皇帝ナポレオン」をついに手に入れました。やったね。ヽ(´▽`)ノ


 このゲーム、大本は1989年に翔企画から発売されたもので、当時ナポレオン物にドはまりしていたので速攻購入したのですが、1990年代初頭にウォーゲームブームが沈静化(というか日本からウォーゲームという商売が消滅した)際に醒めて捨ててしまい……涙 その後2014年にコマンドマガジンの付録で再販されたのですがユニットがどこかに消えてしまって……


 ということで35年ぶりにきっちり再度手に入れました。もう離さないよ。


 ルールをざっと読んでみましたが、ホントに簡単です。というか、これ、対戦プレイして技巧を凝らして戦い合う、というものではないですよね。どちらかというとナポレオン好きの歴史マニアが、マップの上でコマを動かしつつ、ナポレオンの活躍に思いをはせるためのツール、という風に感じます。

 という事で入手前は「このゲーム、単体売りというよりナポレオンの生涯的なムックの付録にしたらいいんじゃないのかな……」とかぼんやり考えていたのですが……、どっこい、この商品がまさにそういうものでした!(ビックリ)

 本作のルールブックというか一緒についている冊子は40ページもありますが、ルールは9ページ目までしかなく、残りの30ページは「デザイナーズノート」「ユニット列伝」「ヒストリカルノート」(※すべて翔企画のゲーム雑誌「シミュレイター」に掲載されていた内容の復刻)で、これを読めばナポレオン戦争の事がおおよそわかるという優れモノで、まさにゲームとムックの合わせ技という商品。

 「ナポレオン戦争……? 全然わからん!」という人も、この商品を買って冊子を読んでゲームをプレイすれば、もう明日からナポレオン通だ! 的なアイテムでした。こいつぁ買いですよ。たったの2750円なんですからね?
 
 

歴史ノートを新たに収録
本作は1989 年に翔企画より発売された作品の再販で、コマンドマガジン119号(2014 年)付録の改良版になります。ルールの明確化の他にマップのデザイン変更、指揮官駒に国別の移動力記号をつけるなど要素を追加しています。またゲームデザイナー自ら執筆し、雑誌『シミュレーター』上で 5回に渡り掲載された歴史記事「荒鷲の旗のもとに」や、 同誌に掲載されたデザインノート、登場ユニット紹介を再編集して収録しています。


ナポレオン帝国
ナポレオン帝国 (ヨーロッパ史入門)