http://www.amazon.co.jp/dp/4802110073
OLD GAMERS HISTORY Vol.13 アドベンチャーゲーム パズルゲーム爛熟期編 単行本（ソフトカバー） 2017/7/20
須藤 浩章 (編集)
出版社:メディア・パル (2017/7/20)
発売日:2017/7/20
単行本（ソフトカバー）:160ページ
【※以下ネタバレ】
1995年～2006年の多極化するアダルトゲームの隆盛と3Dアドベンチャーの台頭、多様化したパズルゲームを徹底解説！ モニター越しに出会ったあの娘は、今でもボクに微笑みかけてくれる！ アダルト恋愛傑作、泣きゲーから難解パズルゲームまで、今ここに蘇る！
内容
・アドベンチャーゲームの紹介（1995年～2006年発売分）
・パズルゲームの紹介（1995年～2006年発売分）
フルカラー本。一作品につき1～2ページを割いて、内容や関連エピソードなどを紹介。
感想
アドベンチャーゲームの記事目当てに購入。評価はそこそこ。
Vol.12が1989～94年の6年間だったのに対し、この本は12年間分ということになっていますが、実質は1995年～1999年の五年分で、2000年以降は「筆者（誰？）が目立つ作品作品をピックアップ」という形になっています。
Vol.12同様、一般作品よりアダルト作品の比率の方が多く、読んでいて「物足りないエロゲ雑誌」みたいな感覚に……
一般作品は、
学校であった怖い話
サクラ大戦
Dの食卓
街
ダブルキャスト
久遠の絆
等々の有名作品がとり上げられていますが、その他にまかり間違っても名作と呼べないようなアイドル物とか色物作品がやたら並べられており、選択に疑問を感じさせられます……、ダメじゃん。
アダルト作品は
同級生2
EVE burst error
下級生
雫
痕
To Heart
YU-NO
ビヨンド
ONE
Kanon
Air
クラナド
家族計画
Fate Stay/night
ダ・カーポ
等々、やはり有名どころはざっと押さえてあります。しかし「脅迫」とか「リィナ☆クリスタル」とか「人間昆虫・覗き」とか、何故これを載せたのか……
全体的に見て、とりあげたゲームの選択に疑問が多く、どうせなら、開き直って有名作品だけを厳選して、各作品2～3ページずつ割いた方が良かったでしょうに……、「面白くないとか書いてあるのに何故これを取り上げた？」という不純物的作品がやたら多く、どうにもクオリティが低いというかで、読んで満足感を得られませんでした……、もうちょっとなんとかならなかったものか。
