【オカルト】感想:オカルト雑誌「ムー2022年7月号」:創刊500号! こんな雑誌を500冊も読んで来たのか【驚愕】

ムー 2022年7月号

ムー|株式会社ワン・パブリッシング
https://one-publishing.co.jp/magazines/mu-202207/

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ムーPLUS
https://muplus.jp/

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【※以下ネタバレ】
 
 オカルト界の一大ブランド、最近は「地球の歩き方」とのコラボでも話題を呼んだ「ムー」がついに創刊500号を達成しました……、こんな雑誌を500冊も読んで来たのか……(笑) ということで記念すべき号の感想をさらっと。


●カラー記事

・都市ボーイズ・はやせやすひろを襲った「呪いの人形絵」の恐怖
サウジアラビア前方後円墳そっくりの遺跡群が発見された!!
ミシシッピ川に怪人UMA「リバートロール」が出現!!
フリーメーソン専門店「STRANGE LOVE/M」が新装開店!!
・未知との邂逅が描かれた!? インドの「異星人壁画」

 はい、いつもの通りです。



●総力特集 未来人ジョン・タイターが明かすUFOとエリア51の謎

アメリカ軍の秘密基地として、その名を知られるエリア51!! だが、その存在が公になったのは、ごく最近のことである。実態は、今なお謎のベールに包まれている。はたして、エリア51には何があるのか。元関係者ロバート・ラザーの証言を緻密に検証し、その秘密を探っていくと、ひとりのタイムトラベラーの存在が浮かび上がってくる!!

 
 執筆は「嵩夜ゆう」(たかや・ゆう)氏。過去にも「エジプトのピラミッドは実は原子炉だった!」などの強烈な特集記事を書いており、キテレツ度においてムー屈指のお方。そのため今回の内容も素敵な内容でして。

 つかみは、UFOマニアならお馴染みのアメリカの秘密基地「エリア51」の紹介。そして話題は流れるように『エリア51アメリカがUFOを研究している』とぶちまけたロバート・ラザーの話へ移行。現在のオカルト界隈では、ラザーの自称した経歴は真っ赤な嘘で、ゆえに完璧にほら吹きという事で評価が固まっていますが、嵩夜氏は全てはアメリカ政府の圧力で公的記録が書き替えられたのであって、ラザーのいう事は本当、と強烈に主張してきます。

 ラザーによると、彼はエリア51でUFOを飛ばす研究をしていたそうですが、ここで嵩夜氏はアメリカが研究していたのはエイリアンクラフトではなく「タイムマシン」だった、という新説を披露します。

 そして、ここで唐突に出てくるのが「ジョン・タイター」。かつてアメリカのネット掲示板で「自分は未来から来たタイムトラベラー」と主張した謎の人物で、ゲーム「シュタインズ・ゲート」で取り扱われたことで、一躍オカルト愛好者以外にも名前が知られるようになったキャラクターです。

 嵩夜氏はタイターが「タイムマシンは過去に行き過ぎると戻ってこれなくなる」云々と主張していたことを引き合いに出し、ラザーが研究させられたのは、その過去に行ってしまってそのまま埋もれていたタイムマシンを発掘した物、だと断定します。何故ならラザーの描写したUFOとタイターの説明したタイムマシンの形が似ているから。タイムマシンの時間移動機能は取り外し、空間を移動する機能だけ残して研究していたのが。エリア51のUFOだったというのです!

 そして、嵩夜氏はロバート・ラザーとジョン・タイターの二大巨人をネタに凄い説を展開するのですが……、凄すぎてついていけませんでした(笑) 



●その他
ユリ・ゲラーが警告!! 異星人の地球侵略が迫っている!?

 タイトルそのまんま(笑)


・火星の小人

 火星で活動中の探査機が撮影した写真には、謎の小人がこれでもかと写っていた! なんだって~!?(笑)



●読者コーナー

 奇々怪々な各種記事とは全くうって変わったほのぼのした雰囲気。

 「創刊500号おめでとうございます。親子三代でムーを読んでいます。子供の頃父が買ってきてくれて読むようになりました。その後私も親になり、子供もムーを読んでいます。まだ子供には難しそうなので子供向けの別冊なんか付けてくれると嬉しいです」

 等の祝福のメッセージでいっぱい。別のページで「異星人が」とか「心霊現象が」とかの記事が載っている雑誌だとは思えませんでした(笑)



 ということで、ムーの旅はまだまだ続きます。


ムー 2022年7月号

ムー 2022年7月号

  • ワン・パブリッシング
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オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術
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