【海外ドラマ】感想：海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」シーズン２第１８話「バギ－カ－軍団さそりを撃退せよ！」

特攻野郎Aチームシーズン2 https://www.twellv.co.jp/program/drama/a-team-s2/
放送　BS12。

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【※以下ネタバレ】
　

不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する。俺たち、特攻野郎Aチーム！
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー。

シーズン２第１８話「バギ－カ－軍団さそりを撃退せよ！」　IT'S A DESERT OUT THERE

あらすじ

“さそり”と呼ばれる犯罪組織が、小さな荒地に残るカジノで武装したバギーカーを使い依頼人たちを強奪した。フェイスマン（テンプルトン･ペック）とハンニバル（ジョン･スミス）は、おとりになり作戦を立てようとしたところ、従業員に“勧められた”近道には命に係わる危険が待ち構えていた。だが、軍団の武装車は一般市民を強盗するには武装が激しい。ターニャ･ベーカーの調査から、敵の本当の狙いは服役中の元リーダーであるドリスコルの救出だと知り、Aチームは対抗策を練る。

　
　冒頭。小さなカジノで遊んだ老人客たちがバスでロスアンゼルスに向かったが、店のオーナーのライラはそれを何者かに連絡した。そしてバスは砂漠の途中で複数台のバギーに乗った男たちに襲われ、老人たちは金品を奪われてしまう。さらに追いはぎたちは、被害者の事は何でも知っているので警察に届け出たら容赦しないと言い残して消える。

　被害者のクライン夫妻はAチームに奪われた結婚指輪の奪還を依頼した。クライン氏の考えでは、追いはぎは彼らのバスが通りがかることをあらかじめ知っていたに違いないという。

　ハンニバルはカジノの人間が追いはぎと関係あると予想し、フェイスと共にカジノに乗り込み、金持ちの叔父・甥という設定で派手に遊びまくる。カジノのオーナー・ライラは、退店するフェイスにロスアンゼルスに行くための近道があると教え、Aチームがバンでその道を走っているとバギーの追いはぎたち「さそり」が出現した。ハンニバルたちは早速反撃し捕まえようとするものの、煙幕を使われて取り逃がしてしまった。

　さそりのボスは部下たちが何者かの反撃を受けて逃げ帰ったことを聞くと、本来の目的を忘れて追いはぎなどやるなとくぎを刺す。

　フェイスとモンキーはライラが刑務所に収監されている囚人アル・ドリスコルを訪ねたことを知る。ターニャにドリスコルについて調べてもらうと、彼は札付きの犯罪者でバギーカー軍団さそりのリーダーだった。そして近日中にロスアンゼルスに移送され検事の尋問を受けることになっていた。

　ハンニバルたちはライラを問い詰め、さそりが護送車を襲撃してドリスコルを救出する段取りになっていると聞かされる。しかしハンニバルの考えでは、さそりのメンバーの目的は、ドリスコル救出ではなく、自分たちの身を守るために口封じする事だった。

　Aチームはバスを調達してくると囚人護送用のバスそっくりに改造し、ハンニバルとフェイスは刑務所に乗り込んでドリスコルを引き渡してもらう。ところがターニャも特ダネ狙いで刑務所まで取材に来ており、Aチームの車とは知らずバスの荷物入れに忍び込んでしまう。

　途中ハンニバルはターニャに気が付いてバンの運転を任せ、代わりにコング・モンキーをバスに乗せてさそりを待ち構えた。そし予想通りバギーカー軍団が襲撃してきたが、Aチームは見事にさそりを蹴散らし拘束した。そこにパトカーが飛んで来たので、Aチーム一行はターニャが運んできたバンに乗って逃げ出した。

　最後。ハンニバルがクライン夫妻に取り返した結婚指輪を渡して和やかな感じで〆。

感想

　ちょっとひねったエピソード。最初はAチームがカジノの客を狙う追いはぎたちと対決、という構図かと思わせて、実は追いはぎことバギーカー軍団さそりには別の目的があった……、と、予想外のところに着地させたのがちょっと新鮮でした。

　今回はモンキーがライラを尾行して弁護士か何かのふりで刑務所に入るのですが、そのため格好がいつものジャンパーではなく背広だったのでムチャクチャ新鮮でした。そしてビックリするほど背広が似合ってなかった（笑）

　まあ、刑務所があっさりニセモノのハンニバルたちに囚人を引き渡すとか、フェイスはその時の書類をどうやって用意したんだとか、刑務所からバスが出ていくときターニャが潜んでいたのに刑務所の人間が気が付いていなかったとか、雑な部分が多いのですが、そういう事を気にする番組じゃないからいいや～（笑）
　
　

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
　
　

特攻野郎Aチームシーズン2
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー。

シーズン2も”ハンニバル”ことジョン･スミス（ジョージ･ペパード）、”フェイスマン”ことテンプルトン･ペック（ダーク･ベネディクト）、”コング”ことB・A・バラカス（ミスター･T）、そして”クレイジーモンキー”ことH・M・マードック（ドワイト･シュルツ）の金しだいで何でもやる腕利きの軍人チームが、ジンバブエにあるダイヤモンド鉱山からベルエアーの怪しげな通りまで危険な冒険を繰り広げる。
（日本語吹替）

【出演者】
キャスト：役名（吹替）
ジョージ・ペパード：“ハンニバル”ジョン・スミス（羽佐間道夫）
ダーク・ベネディクト：“フェイスマン”テンプルトン・アーサー・ペック（安原義人）
ドワイト・シュルツ：“クレイジーモンキー”H・M・マードック（富山敬）
ミスター・T：“コング”ボスコ・アルバート・バラカス（飯塚昭三）

【スタッフ】
製作総指揮：スティーブン・J・キャネル、フランク・ルポ