感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン2」第14話「呪文」

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 ドラマ「X-ファイル シーズン2」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン2
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s2/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第14話 呪文 DIE HAND DIE VERLETZT

■あらすじ

EP14 呪文
目と心臓をえぐられて死んだ高校生が通う高校には、悪魔崇拝者の教師と父兄がいた。モルダーとスカリーが捜査を進めていくうちに、謎の代理教師パドックが登場する。

 お題は「悪魔崇拝」。


 田舎町で高校生が両目と心臓を抉られて殺される事件が発生した。殺害現場の森は、地元では悪魔召還の儀式の場所として有名で、被害者は面白半分に悪魔を呼び出そうとしていたらしい。地元警察は本気で呪いや悪魔を怖がり、モルダーたちに捜査を依頼してきた。


 実はこの町の高校のPTA役員4人は、全員先祖代々の悪魔崇拝者だったが、長い間にその信仰は形式だけのものになってしまっていた。四人は本物の悪魔が信仰の形骸化に怒って町にやって来たのだと思い込み、慌ててモルダーとスカリーを生け贄にしようとするが、突然互いに殺しあって全滅する。実は真犯人は、事件の直前町に現われた臨時教師のパドックで、モルダーたちに「会えて楽しかった」という伝言を残して姿を消していた。



監督 : キム・マナーズ
脚本 : グレン・モーガン&ジェームズ・ウォン


■感想

 レベルの低い話が満載のシーズン2にしては、なかなか楽しめる話でまずまず満足。パドックが本物の悪魔だったのかどうか、そのあたりを曖昧にしたまま〆にしてしまうのもX-ファイルらしくて良い感じでしたな。


 ちなみに、原題「DIE HAND DIE VERLETZT」はどうやらドイツ語のようですが、グーグル翻訳にかけると『手を傷つけます』だそうで……、確かに手首を切って死ぬシーンは有りましたけどねぇ……、意味が解らない。