TVアニメ『宇宙戦艦ティラミス』公式サイト http://tiramisu-anime.com/
放送 BS11。10分ショートアニメ。
【※以下ネタバレ】
人類が生活領域と欲望を宇宙まで拡大した時代、
自由を求めた人々が宇宙へ流れ住むようになり、彼らの叡智は文明を育み、
いつしか地球を脅かす存在へと変貌していった。
宇宙暦0156年、地球連邦が祖母星グランマースから
史上4度目のコンタクト(4th note)を受けたその年、
【メトゥスの民】との抗争は本格化していた。
終わらない戦い、増え続ける犠牲……。
そんな戦況を打開する為、颯爽と一人の青年が戦場に降り立った。
彼の名は、スバル・イチノセ。
宇宙戦艦【ティラミス】の眉目秀麗・成績優秀な若き天才エースパイロットである。
全人類の希望は、彼に託された。
――だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる青年で……。
第1話 『#01 FLY IN SPACE/NAKED DANCE』 (2018年4月2日(月)深夜放送)
あらすじ
・FLY IN SPACE
宇宙戦艦ティラミスのエースパイロットのスパル・イチノセは、年上の同僚たちに全く打ち解けられず、一人で専用機デュランダルのコクピットにこもっている時が、唯一の安らぎの時間だった。
今日はスバルは出撃前の120秒の時間を利用し、串カツにたっぷりソースをつけて食べようとするが、不手際で衣が無重力のコクピット内に飛び散ってしまう。スバルが慌ててそれを何とかしようとしているうちに、一緒に入っていたキャベツも飛び散ってしまい、そのグダグダの状態のままティラミスから射出されてしまう。結局スバルは、コクピットが衣とキャベツで汚れたまま戦闘をする羽目になるのだった。
・NAKED DANCE
スバルがシャワーを浴びた直後に敵が襲来したため、スバルは慌てて服を着て出撃する。戦闘中、スバルはコクピットで異様な息苦しさに襲われるが、酸素には異常は無かった。実はスバルは慌ててシャツを後ろ前&裏返しに着てしまっていたのだった。
スバルは戦闘の合間にシャツを元通りにしようとするが、なかなかうまくいかず、キレて最後にはヘルメット以外素っ裸になって戦闘する。最後、スバルは敵を全滅させるが、上手く着れずに破れたシャツは宇宙に捨てて帰る。
脚本/佐藤裕
絵コンテ・演出/博史池畠
作画監督/鎌田均
感想
評価は○。
原作は、WEBコミックで
↓
宇宙戦艦ティラミス | くらげバンチ
http://www.kurage-bunch.com/manga/tiramisu/
www.kurage-bunch.com
堅い感じの絵柄と、ガンダム的な世界観で、最初は物凄くシリアスに入るものの、途中からバカみたいな展開に移ってアホなオチで〆る、というところが魅力の漫画です。
短編漫画なのでアニメ化されると聞いて大丈夫かと思ったのですが、いざ見たら、10分枠だし、さらにその中に二エピソード入っているし、で、原作のノリがそのまま再現されていて、まず問題なしでした。ナレーターが大塚明夫で、無駄に重い雰囲気なのもギャップに寄与していていい感じ。
ということで、まずまずの出来栄えでした。
宇宙戦艦ティラミス
制作会社
GONZO
スタッフ情報
【原作】宮川サトシ、伊藤亰(「くらげバンチ」新潮社刊)
【監督】博史池畠
【シリーズ構成】佐藤裕
【キャラクターデザイン】横山愛
【メカデザイン】杉村友和
【美術監督】畠山佑貴、若松栄司
【色彩設計】歌川律子
【モニターグラフィックス】南條楊輔
【3DCGディレクター】白井賢一
【撮影監督】林コージロー
【編集】廣瀬清志
【音楽】石毛駿平
【音楽制作】日本コロムビア
【音響監督】郷文裕貴
【音響制作】スタジオマウス
音楽
【OP】スバル・イチノセ(CV:石川界人)「Breakthrough」
【ED】スバル・イチノセ(CV:石川界人)「DURANDAL」
キャスト
スバル・イチノセ:石川界人
イスズ・イチノセ:櫻井孝宏
ヴォルガー・ハマー:諏訪部順一
スバルB:江口拓也
ヴェンチュリー・ルロワ:土師孝也
リージュ・ルロワ:遠藤綾
シゲルコ・ホンダ:新井里美
陰毛:中田譲治
パッカー:桃井はるこ
ナレーション:大塚明夫