感想:アニメ「生徒会の一存」第12話(最終回)「生徒会の一存」


 アニメ「生徒会の一存」の感想です。

■公式サイト
http://newtype.kadocomic.jp/seitokai/index.html

 BSデジタル放送・BS日テレでの視聴です。

第12話(最終回) 生徒会の一存


■あらすじ

・Aパート

 真冬は杉崎に告白したがそれで満足して以後何も進展しなかった。それはさておき、くりむは生徒会のメンバーに「今後の夢」を語らせるが・・・


・Bパート

 生徒会に突然美少年転校生「中目黒善樹」が訪ねてきて、帰宅方向が杉崎と一緒なので送って欲しいと頼む。真冬は日頃の妄想が現実化したことに驚喜し、BL展開を期待して二人の後を尾行すると言い出し、仕方なくくりむたちも付いていく事に。中目黒はいじめを苦にして転校してきたため、杉崎が成績をビリからトップまで押し上げた強さを羨ましいという。杉崎は、かつて自分が生徒会のメンバーそれぞれから励まされたことを語り、そのお返しとして今生徒会にいるのだと教え、それを聞いた他のメンバーも赤面する。

 翌日、生徒会は最終回にも関わらず、今後の壮大な展開について語り合うのだった。


■感想

・Aパート

 杉崎がエロゲーメーカーを立ち上げる夢を語り、「きーくんだから→よし、ブランド名はKeyだ」とか言い出すのにバカ笑い。あと「葉っぱ」を立ち上げるとも言ってました。シャレが効いているわ。


・Bハート

 えーと、思いっきりKeyとかああいうメーカーのゲームのノリの感動系オチになりました(ここ10年ばかりその手のゲームをプレイしていないので、他の例が思いつきません)。そう来たか、最初は思いっきりバカをやらかしていたのも、エッチゲームと同じく結末への落差を作って泣かせるつもりだったのか。


・総括

 お話の序盤はゲームとか漫画とかアニメとかのネタばかり披露するので辟易していましたが、中盤以降お話の方向性が変った事で、意外と見れる作品として終りました。まあ、テーマとして正直物凄い変化球というか、一発目だから笑って許せるタイプの作品でしたが、こんなのもアリといえばアリかな。でももうこんな物は作れないよね、というかこんな「他人の作品にもたれかかって笑いを取るような作品」、量産されたらイヤだな。