雑談:ペリー・ローダン新イラストレイターは「工藤稜」氏

■星間復讐者 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-368 宇宙英雄ローダン・シリーズ 368) (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
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 ローダン・シリーズのイラストを40年近く担当された「依光隆」先生が先月発売の367巻で降板し、今月発売の368巻「星間復讐者」から「工藤稜」氏が担当する事になりました。グーグルで軽く調べてみましたが、ハカイダーとかの漫画キャラをリアルタッチで描く、というイラストレイターさんのようです。

 さて一発目の表紙絵ですが、悪くありません。一瞬依光イラストが復活したのかと思ったくらいでちゃんと「ローダン調」しています。じっくり見てみると、透明感が有るというか、依光隆氏の「昭和テイスト」と比較して、いかにも今風になった、という感じです。アトランの顔がやや怖いのが気になりますが、概ねグッド。とりあえず、絵が変った事による雰囲気激変、という緊急事態は避けられました。良かった良かった。

 しかーし!! 口絵が、口絵がなくなっている!! しかも本の中の挿絵も無し!! つまりこの人、表紙しか描かないんじゃん! まあ、月2冊発行になったので、口絵まで描いている暇が無い、という事だと思いますが・・・、これが刊行ペースUPの代償なのか・・・、うーむ。


★おまけ

工藤稜氏のサイト「くま画廊」
http://www.h6.dion.ne.jp/~kudou/top/top.html