感想:少年漫画誌「少年エース2010年9月号」


 発売日:2010年7月26日

■公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/ace/lineup/

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>てんかぶ!
>井冬 良

 今回は海に出かけて、水着で貧乳がどーの、「左手に封印された竜が暴れまわって」がどーの、といつものノリ。連載開始から一年経って、ようやくこの人の絵って結構うまいと気がつきました。


ひきょたん!!
>久遠まこと

 『「涼宮ハルヒ」の劣化コピーじゃねーか」と思いつつ連載が一年続いてしまいました。少年エースに載っているにもかかわらず絵が全く上達しないのもそれはそれで感心します。あと、毎回のネタのばかばかしさも。


>残念博士の残念発明
瀬野反人

 新人読みきり。ありがちなタイプのショートコメディ。まあまあ面白い。


>ある日妖精が現れて…?
>ふんだりけ!
>真辺広史
>中3になっても友達のいない大智に前に突然現れた妖精。その日から彼の日常は劇的に……?

 妖精が突然現われて、助けたお礼に願いをかなえてくれることになりました。ネタはもうありがちですが、お話の組み立てがなかなかマル。結末もよし。


>猫と飼い主の新感覚ラブコメ!?
>イマの魔法使い
>吉原雅彦
>二年以上、1匹の猫と暮らしていた少年の前に現れた不思議な魔法使いは……?

 死んだ猫が女の子になって帰ってきました・・・、まあ、お話はホントそれだけですが、ラブコメの雰囲気が結構好みでした。


★余談

>かたぴら・おぺれった
山田馬也

 多分そうだろうと思っていましたが、やっぱり無望菜志氏の別名でしたか・・・、触手が好きで仕方なかろうに、出せなくてさぞ不満なのでは。まあ、エロイシーンは毎回きっちり出してますが。

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 今月号は新人の読みきりに当たりが多くて良かった。