感想:アニメ「へうげもの」第2話「茶室のファンタジー」


 アニメ「へうげもの」(全39話)の感想です。

NHKアニメワールド 「へうげもの
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/

 BSデジタル放送BSプレミアムでの視聴です。

第2話 茶室のファンタジー


■あらすじ

 1578年。信長の部下「荒木村重」が反乱を起こし、左介の妻の兄で村重の家臣「中川清秀」も村重側についた。左介は必死で清秀を説得し、なんとか身内同士の殺し合いを回避する。左介はこれを機に、茶の湯かぶれを止め、武に生きようと決心した。やがて村重は信長勢に追い詰められ、単身茶の名器を持って逃走する。左介は村重を追い詰めるが、村重が落とした名器に目を奪われて、村重を取り逃がしてしまった。

 1580年。左介は「千宗易」に茶に招かれるが、僅か三畳の茶室に無限の宇宙を感じて圧倒されてしまう。


■感想

 お、NHKアニメなのにちょっとエロっぽいシーンが!? この辺り、モーニング連載&深夜枠と言う事で大人のドラマ志向ということでしょうか。

 戦国物として史実を丹念になぞる一方で、「武に生きるとか言っておきながら、名器に目がクギ付けになる左介」とかのコミカルなシーンを取り混ぜるなど、微妙な味わいがたまりません。こりゃ良い感じだ。あと、しめのおまけ番組での「名器紹介」がまたなかなかだし。こいつぁたまらない。

 でもこれDVD/ブルーレイ化されても売上は全く期待できないと思います・・・、NHKも良くこんなの放送する気になったね。