雑談:記事『続・アナログ放送終了から古い体制のきしむ音がする』

●続・アナログ放送終了から古い体制のきしむ音がする――前回の疑問に答える:松浦晋也「人と技術と情報の界面を探る」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20110802/1033507/?P=5

 「地デジではなく、衛星放送でデジタル化したほうが金もかからなかったし技術的に自然だったのに」という批判。詳細は読んでいただくとして。

>ネットではこんな歌が流れている。「ほぼ日P」という方が作曲した「馬鹿が見るテレビ」という歌だ。

 初音ミクが、「昔はテレビは見ていないと会話についていけなかったのに、今じゃパチンコ・無料ゲームのCMとかスピリチュアルとかバカ芸人の番組とか、もう老人と情弱のメディアだ」と歌い上げております。

 まあ、言いたい事は解らなくも無く。仕事から帰ると両親は大抵この手の番組を見ておりますから、今のTV業界の風潮はわかるし、言っている事はそれほど外れとは思わない。でもなんとなく昔を美化しすぎという気もする。『昭和30年代は希望に満ちた素晴らしい時代だった』みたいな映画と同じで、昔だってテレビは結構くだらなかったのに、それを忘れているだけの様な気も・・・

 あと、私の場合、昔も今もバラエティ番組は見ないから番組の質の劣化なんか関係ないし、海外ドラマとか特番とかしか見ないから、あまり質の劣化うんぬんといわれてもピンと来ない物が有ります。NHKスペシャルとか海外ドラマとかの番組を見ているのに、「今テレビを見る奴はバカ・情弱」呼ばわりされるのも納得行かんな。