アニメ「這いよる!ニャルアニ」(2009年)(全9話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■這いよれ! ニャルアニ特設ページ 【ニャルアニBOXとは?】
http://ga.sbcr.jp/bunko_blog/nyaruani/nyaruanibox.html
CS放送・AT-Xでの視聴です。
■概要
ライトノベル「這いよれ!ニャル子さん」(原作:逢空万太(GA文庫/ソフトバンク クリエイティブ)のアニメ化作品第一弾。基本的に1分〜3分くらいのフラッシュアニメで、配信とか小説のおまけDVD収録とかそういう形で発表されたらしいです。原作小説とは関係なく、ニャル子と真尋とクー子の掛け合いをするだけのアニメ。
続編(?)として「這いよる!ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ(クラフト先生)」も作られました。
■キャスト
ニャル子:阿澄佳奈
真尋:喜多村英梨
クー子:松来未祐
■あらすじ
1話 「けんてい」
ニャル子は「クトゥルー検定」を勝手に作り、自分たちこそ正しいクトゥルー神話だと広めようとするが真尋にフォークで阻止される。
2話 「忠誠心」
ニャル子はシャンタッ君が真尋に懐いてばかりなので忠誠心を試そうとするが、あっさり裏切られ、シャンタッ君をボコボコに…
3話 「抱きまくら」
ニャル子は抱きまくらのデザインをしていたが、真尋はそこに自分のエロい姿が描かれているのをみてフォークでお仕置きする。
4話 「ギャルゲー」
ニャル子が熱中しているのはギャルゲー「ラプクラフト・プラス」、通称「ラブプ〇〇」。このゲームは主人公がヒロインを落とすのではなく、ヒロインが主人公を落としに来るのです、主人公のSAN値を落としに。
5話 「RPG」
真尋が珍しくゲームを遊んでいると、ニャル子がお勧めゲーム「ファイナル幻想談」の説明を始める。このゲームは倒した悪魔が仲魔になるが、その際カネを要求してくるし、しかもそのあと「ニ君に仕えず」とか言って結局味方にならないのだった。
6話 「つづく?」
読者からのお便り。原作小説は最初は3時間目の次が昼休みだったのに、いつのまにか4時間目の次が昼休みになったのは何故? と聞かれてニャル子はハガキをビリビリに破くのだった。
7話 「クッキング」
お料理番組。ニャル子はモザイクがかかった怪しげな食材で料理しようとします。「SAN分クッキング」だけに。
8話 「触れ得ざる聖域」
クー子は真尋に、「最初ノーデンスと組んでいたけど、最初から叔父さんのコネで惑星保護機構に入ってニャル子に近づけばよかったのに」と突っ込まれて、そこには触れるなと釘をさす。
9話 「初恋」
クー子は真尋に、宇宙幼稚園時代いじめられていたのをニャル子に助けられて惚れたと説明するが、当のニャル子はその辺りでごっこ遊びをしている人間を手当たり次第に「ニャラクティカ・マグナム」で殴っていただけだった。決め台詞は「そのごっこ遊びをぶち壊す!」で、あだ名は「ヒマジンブレイカー」、背景には「とあるニャル子の暇人殲滅」という文字が。
■感想
続編(?)「這いよる!ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ(クラフト先生)」と比べて、オリジナルキャラがいない純正ニャル子で、こっちのほうは結構くだらない割に面白かったです。SAN分クッキングとか原作ツッコミとか。