NHK番組「至高のバイオリン ストラディヴァリウスの謎」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■公式サイト
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/1103/index.html
NHK総合での視聴です(放送日:2013年11月3日(日) 21:00〜21:58)。
■概要
>史上最高の弦楽器とされる「ストラディヴァリウス」。17世紀イタリアの天才職人アントニオ・ストラディヴァリが製作したバイオリンで、約600挺が現存する。1挺の値段はいまや数億円。現代最高の名手たちから今なお愛され続けている。しかし、その美しい音の秘密はヴェールに包まれたままだ。世界中の職人や科学者がなんとかその謎を解き明かそうとしのぎを削っているが、今もってその答えを見つけた者はいない・・・。
>いったいストラディヴァリは楽器にどんな魔法をかけたのだろうか。自身もストラディヴァリウスを弾くニューヨーク在住のバイオリニスト・五明カレンさんとともに、“至高の楽器”に取り憑かれた世界中の演奏家・職人・科学者たちの300年にわたる伝説と挑戦を追う。
■内容
・バイオリニストたちが絶賛するストラディバリウス(ストラド)。
・しかしストラディヴァリの技術は現代に伝わっていないので、どうして音がいいのか解らない。
・当時の木材が特別? しかし同じ時代の他の製作者のバイオリンは別に凄くない
・ニスに特別な何かが混ざっている? しかし21世紀の分析で普通のニスだと確定した
・CTスキャンで分析してみると、表裏とも真ん中に重心が来ているとか解ってきた
・今世界中の製作者が団結して技術の交換イベントを開いている。2012年にはそういう人たちでストラドコピーを製作した。
■感想
まあ「謎は解けませんでした」となるのは自明の事でしたが、まずまず面白かったですよ。それにしても21世紀技術を使っても未だにコピー不可能なんて、これ結構オカルト分野の話だと思えるんですけどねぇ。十分オーパーツというかそういう感じじゃないですか?