感想:アニメ「バディ・コンプレックス」第2話「ナイスカップリング」


 アニメ「バディ・コンプレックス」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

バディ・コンプレックス アニメ公式サイト
http://buddy-complex.jp/index.html

 BS11での視聴です。

第2話 ナイスカップリング


■あらすじ

 海上の施設では二つの軍隊がロボット兵器で戦っていた。襲撃者は施設で開発されているという新型兵器の奪取を目論んでいた。防衛側は、新型機「ルクシオン」の中に正体不明の人間(=青葉)が勝手に乗り込んでいることに驚くが、同時に青葉がパイロット「ディオ」と「カップリング」可能であることを知る。そして青葉のルクシオンとディオの「ブラディオン」はカップリングの結果、変形・パワーアップする。青葉はカップリングの結果、ディオから操縦の知識を受け継ぎ襲撃者を追い払う。


 戦いの後、青葉は施設の人間から現状を知らされる。なんとここは2088年で、世界は日本を含む「自由条約連合軍」と、「大ソギリア共和国」の二大勢力の戦争の真っ最中だという。青葉は雛の言っていたディオと出会い興奮するが、ディオは雛のことなど知らないとにべも無い。結局青葉は、機密保持のため連合の兵士たちと共に行動することになった。責任者の「倉光源吾」はじめ、誰一人青葉が過去から来たという話は信用していなかったが、ディオとカップリング可能という点で利用価値があると踏んでいた。一行は新型艦「シグナス」で北米基地へ向け旅立つが、同じ頃再度ソギリアのロボット部隊が近づいていた。


■感想

 今回は前回のターミネーターから何かみたいなノリとは一転、ガンダム的な「リアルロボット・二大勢力戦争モノ」の空気に転じました。展開としては「新型機狙いの攻撃ねぇ。初代ガンダムとかガンダムSEEDとかSEED続編で散々見たなぁ…」という、オーソドックスというより古臭い流れですが、安心して視聴できる雰囲気でありました。また鼻に付くような台詞も無かったのもまた良し。


 まあ、見ていて、言いたいこともちょこっとありますよ。例えば、

「キャラの顔がみんな子供っぽい」
「連合軍の制服がガンダムSEEDそのままでは」
「連合軍のヘルメットがマクロスみたい」
「主役ロボのデザインがなんか10年以上前のヒーローロボ風」
「敵メカのデザインも『Vガンダム』か『ガンダムX』か、という感じ」
「最後に出てきた母艦(?)デザインの情けなさに膝から崩れ落ちそう」

 とかね。でも致命的では有りません。慣れれば良いんですよ慣れれば。


 そ・れ・よ・り、「カップリング」とか「ディオと青葉はナイスカップリング」とかの台詞には笑ってしまいました。どうみてもロボット物というよりBL(ボーイズラブです念のため)の組み合わせ用語とかとしか思えないんですけど…、『ディオ受け・青葉攻め』とかそんなことばっかりが頭の中を駆け巡っていました。


 さーて、今後はホワイトベ…、シグナスが北米の連邦…、連合軍基地を目指して逃げていると、ジオ…、ソギリア共和国のマッドア…、潜水艦が追い回す展開のようです。ということでおよそ先は読めるものの安心して視聴できそう。取り合えずハズレでは無かったので良し。


 あとはこれが全何回なのか気になるだけですな。全12回であのタイムパラドックス展開をこなせるとは思えないけど…