NHK ロボコン http://www.nhk.or.jp/robocon/
“ロボコン”公式ホームページ http://www.official-robocon.com/
放送 NHK 総合。
【※以下ネタバレ】
番組概要
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2018-07-16&ch=21&eid=19635&f=492
[総合] 2018年7月16日(月) 午前9:30~午前10:30(60分)
6月10日(日)に東京で開かれた「NHK学生ロボコン」。全国の大学・高専あわせて24チームが自ら作ったロボットで競い合った。スピードと正確性!スゴ技を一挙に紹介
6月10日(日)に東京・大田区総合体育館で開かれた「NHK学生ロボコン」。全国の大学・高専あわせて24チームが自ら作ったロボットで競い合った。この大会で優勝すれば、日本代表チームとして世界大会(8月26日(日)にベトナム・ニンビンで開催)に出場できるとあって大会は熱気の渦に。人間には到底出来ない圧倒的なスピードと正確性!ロボットの凄(すご)技を一挙に紹介!
出演者ほか
【司会】青井実,小島瑠璃子,【実況】松田利仁亜,【解説】東北大学大学院教授…田所諭,【語り】上田麗奈,【声】磯部花凜,北原侑奈
大会開催日程/会場
2018年6月10日(日) 大田区総合体育館
競技課題
今回の競技はベトナム北部に伝わる伝統行事「ネムコン(シャトルコック・スローイング)」からコンセプトを得ています。 「ネムコン」とは五穀豊穣を願い、高さ15メートルにあるリングをめがけて、シャトルコックを投げる行事です。シャトルコックは、米のもみ殻や綿をつめたもので、虹を表すカラフルな布で装飾を施してあります。特徴はシャトルコックについたひもの端を持って、何度も振って投げ飛ばすことです。 この「ネムコン」にロボットが挑戦します。
競技はキャリーイングロボットとスローイングロボットの2台のロボットで行います。
各チームは2種類のシャトルコックという紐のついたボールを自作します。
キャリーイングロボットがシャトルコックを運んでスローイングロボットに受け渡し、スローイングロボットがリングに向かって投げ飛ばします。
シャトルコックを高さの異なる2種類のリングに通過させることで得点していきます。
最後にシャトルコックを高い方のリングに通過させ、カップに着地させることができたら「ロンバイ」達成で勝利です。
試合は赤と青に分かれての対戦形式、時間は最長3分間です。
ボール投げ対決。競技時間3分。
競技フィールドに二本の棒(高いのと低いのと二種類)が立っており、それぞれ上部に輪が付いている。ロボットは二台。まず、一台目「キャリーイングロボット」が、所定の場所に置いてある玉「シャトルコック」を拾う。そしてシャトルコックを二台目「スローイングロボット」に渡し、スローイングロボットが輪に向けて投げる。
投げ方は
1.低い輪に投げる
2.移動して別の位置からまた低い輪に投げる
3.移動して高い輪にに投げ、さらに輪の向こうに置いてある着地点「カップ」に落とす
の3つの課題を順番にこなす。全てクリアすると「ロンバイ」となる。
結果
ネムコン “シャトルコック・スローイング” | NHK学生ロボコン
http://www.official-robocon.com/gakusei/about/history/twentyseven/
準決勝第一試合 ○東京大学 VS 三重大学×
準決勝第二試合 ○豊橋技術科学大学 VS 九州大学×
決勝 ○東京大学 VS 豊橋技術科学大学×
感想
物を投げて輪を通すということで、各チーム相当苦戦すると予想しましたし、実際そういうチームも有ったのですが、今年は東京大学の完成度が他校をはるかに引き離していて、もう大人と子供の勝負レベル。一回もミスせずに投げたら必ず輪を通すという精密機械のごとき試合っぷりで、パーフェクト勝利を達成してしまいました。
しかし、こういう優等生タイプほど、世界大会では「日本とは試合会場の環境が違う」とか言って実力が発揮できないまま沈むパターンをさんざん見てきたので、却って心配です……
おまけ
番組タイトルの「彼女」というのは優勝した東大のロボットの名前。キャリーイングロボットが「彼女」、スローイングロボットが「彼氏」という名前だったのです(笑)