【映画】感想:映画「ダブルヘッドジョーズ」(2012年:アメリカ)

ダブルヘッド・ジョーズ [DVD]

BS12開局15周年特番 蘇えるゴールデン・サメ劇場 https://www.twellv.co.jp/program/drama/15th-shark/
放送 BS12。2022年5月3日(火)

【※以下ネタバレ】
 

衝撃度2倍!!破壊力2倍!!食欲2倍!!2つの頭を持つ凶悪サメの脅威がビーチを襲う!!
すべてを噛み砕く、双頭の悪魔。青い海の上を、風を切って走るクルーザー。無邪気に日光浴に耽る、若く美しい女たち。そして、突然の衝撃と共に現れた異形の悪魔。それは、獰猛な牙を剥く頭を2つ携えた恐ろしくも巨大な、古代のサメだった…。


大学の研究合宿で、ソロモン諸島に向かいクルーザーを走らせるバビッシュ教授とその生徒たち。だが、生徒たちは研究そっちのけで、日光浴を楽しんでいた。その時、クルーザーの船底に何かが激突し、大きな衝撃と共に船底から浸水し始める。生徒たちはボートで近くの無人島に向かい、船員のローラが修理のために海に潜るが、彼女に信じられない恐怖が襲う。目の前に現れたのは巨大なサメ。だが、そのサメには獰猛な牙を剥く頭が 2 つあったのだ。彼女を一瞬にして真っ二つに喰いちぎった“双頭の悪魔”は、無限の空腹を満たせず、新たなエサを求め泳ぎ出す。果たして生徒たちは、悪魔の猛威から逃れることができるのか…?!

 

あらすじ

 大学の先生と教え子の学生たちが、研究合宿のためクルーザーで太平洋を航海していた。ところが航海中に漂流していたサメの死骸が船体にぶつかり、船が損傷して浸水が始まってしまう。しかも同時に船の無線機のアンテナがが破損し、救援も呼べなくなってしまった。

 船長の大学の先生は、生徒たちを丁度近くにあった環礁に上陸させ、その間に教師たちで船の修理を始める。ところが接近していた巨大な双頭のサメが修理していた乗組員を食い殺してしまう。

 環礁には小屋やボートなどは残されていたが、人は誰もいなかった。学生たちはたまたま見つけたモーターボートで海に乗り出すものの、襲撃してきた双頭サメに次々と食われていく。サメが海に徘徊している以上、クルーザーの修理はできず、さらに環礁はどんどん海に沈み始め、一行は進退窮まる

 一行は発電機で海に電気を流して電気に敏感なサメを引き付け、その間にクルーザーの修理を行うが、学生の一人が裏切って一人でクルーザーを乗り逃げした挙句、サメの襲撃でクルーザーを破壊され食われてしまう。

 環礁に取り残された者たちは、島の大半が海に沈んだことでサメに襲われ、次々と死んでいった。生き残った者たちは、火をつけたガソリンタンクをサメに食らわせて頭の片方を吹き飛ばし、さらに無人のモーターボートを走らせてそれを襲わせると、ボートが大爆発してサメは吹き飛んだ。

 最後、男女二人だけが生き残り、クルーザーの沈没で救難信号が発させられたことでヘリが助けに来たところで〆。


感想

 評価は○(そこそこ)

 とんでもないタイトルのサメ映画ですが、評価は意外にもそこそこでした。


 もっと箸にも棒にもかからないク〇映画かと思っていたのですが、ストーリーは破綻していないし、「だるくて見るのが苦痛」という事も無かったし、B級映画ではあったもののそれなりに見れる映画になっていました。

 まあサメに人が襲われるシーンで目まぐるしくカットを切り替えて誤魔化していたのがチーブ感がありましたが、それは大抵のサメ映画でやっているごまかしの手口なので、仕方ないかと割り切れましたし。

 面倒くさい人間ドラマとかそういうのは一切無しで、「とにかくサメが人に襲われる」という一点集中でテンポよく話を進めていたので、結構集中してみてしまいましたよ。あとサメ映画にも関わらず、島が沈没するという要素も混ぜ込んで、サメとの相乗効果で二度美味しいみたいになっていたのもちょっと好印象。


 てなわけで、別に他の人にお勧めする気は無いし、自分も二度と見直すことはないでしょうが、○ソ映画では無かったです。意外。

 しかし……、何故サメの頭が二つあるのか説明なし……、近くの工場(?)が違法に垂れ流した廃液のせいで誕生したとかなんとか説明欲しかったんですけど。あと、あのサイズのクルーザーにあんな大人数が寝泊まりして航海できんやろ(無粋なツッコミ)
 
 
 

https://www.twellv.co.jp/program/drama/15th-shark/
映画「ダブルヘッドジョーズ」5月3日(火)よる7時~


【スタッフ】
監督:クリストファー・レイ
脚本:エドワード・デルイター


【出演】
アン(古川玲)…カーメン・エレクトラ「最終絶叫計画」
フランクリン(乃村健次)…チャーリー・オコンネル「クルーエル・インテンションズ」
ケイト(衣鳩志野)…ブルック・ホーガン
ポール(品村渉)…デヴィッド・ガイエゴス
コール(笹岡雄介)…ジェフ・ワード

 

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