NHKロボコン NHK https://www.nhk.jp/p/robocon/ts/J8Y25YN2QG/
放送 NHK Eテレ。
official-robocon.com
【※以下ネタバレ】
内容
小学生ロボコン アイデアは無限！～小学生ロボコン２０２３～
[Ｅテレ] 2023年12月23日 午後4:15 ~ 午後5:00 (45分)
この秋、小学生ロボコン全国大会が開かれた。驚きのアイデア満載のロボットは、どう作られるのか？失敗を繰り返しながらも打ち込む子どもたちの、笑いと涙の１か月に密着！
この秋、ロボットづくりに打ち込む小学生№１を決める大会が開かれた。小学生ロボコン全国大会。日本各地から集まったのは６チーム、１８人。大人の専門家もうなる、驚きのアイデアが詰まったロボットはどう作られるのか？予選を勝ち抜いた選手のお宅にカメラを設置。届くはずのないターゲットをどう落とすのか？トライ＆エラーを繰り返しながらも少しずつロボットを作り上げていく小学生たちの、笑いと涙にあふれた１か月に密着！
2023.11.19に池袋・サンシャインシティ 噴水広場(アルパB1)で開催された「小学生ロボコン2023 全国大会」の番組。
全国大会は予選を勝ち抜いた小学生18人が三人ずつ6チームに分かれてチーム対抗で競い合う。競技内容は、約2×2mのフィールド内に紙コップが床に置かれたり、空中からひもでぶら下げられたりしているので、それをスタート地点に持ち帰ると得点になる。
床に置いてあるコップより空中のコップの方が得点が高いが、ロボットは高さ70センチまでしか認められていないが、一番高いコップは１メートルの高さにある。勝ち抜くためにはこの1メートルのコップをどうやって回収するかがポイントとなる。
番組では特に三人の参加者に密着し、1メートルの高さのコップを回収するため、コップを打ち落とす仕掛けを考案して作りこんでいくさまが描かれた。
感想
小学生ロボコン特番。そこそこ面白かった。
今までは小学生ロボコンネタは、科学番組「サイエンスゼロ」の一コンテンツとして放送されていたのですが、今回2023年大会は一本の番組になりました。とは言え、学生／高専ロボコンとは視点が違い、どこのチームが勝った負けたにこだわるのではなく、参加者の小学生たちがどんなふうに工夫してロボットを作っているか、というある種温かい見つめ方での番組作りでした。まあ小学生相手に、やれ勝った負けたとギスギスした実況するのもアレですしね。
調べてみると、ロボットは一から全部作りこんでいるのではなく、
↓
小学生ロボコン2023 公式キット ユカイ工学 オンラインストア
https://store.ux-xu.com/blogs/topics/20230523
ユカイ工学は、2020年に初開催された「小学生ロボコン2020」より大会へ全面協力しており、小学生から簡単にロボット作りができる大会予選公式キットとして「ユカイな生きものロボットキット」（2019）、「ユカイなぼうけんクラフトキット」（2020）、拡張パーツ「ばんのうジョイント」（2021）、「ユカイな乗りものロボットキット」（2022）を開発して参りました。
小学生ロボコン2023のルールが決定しました。今年もkurikitの製品が公式キットに選ばれました。ぜひ、kurikitを使って小学生ロボコンにチャレンジしてみてください。
という既製品をベースに作成しているそうです。なーんだ。しかしロボットの身長を伸ばすとか空中のコップを打ち落とす装置とかはオリジナルで作っていましたので、工夫ゼロで作れるというものでもなく、やはり小学生なりの工作技術と発想力が求められるようです。正直自分があんなギミック思いつけと言われても出来ないわ。
という事で、競技の結果云々より「子供の創造性を伸ばす」的な観点での方がメインの番組でしたが、これはこれで面白いので良かったです。自分の小学生時代にこんなキットとか番組とかあったら夢中になっていたろうなぁと羨ましくなりましたよ。
おまけ
密着取材した三人の家庭、どこもめっちゃ裕福そうでした（一人なんか小学生なのにチェロだかが趣味）。あれですね、ロボコンはテニスとか同じ「富裕層のご子息お嬢様の趣味」ですね。貧乏人は門前払い。
