感想「地球最後の奇術師(ペリー・ローダン328巻)」


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地球最後の奇術師 (文庫)
ウィリアム・フォルツ (著), クラーク・ダールトン (著), 天沼 春樹
文庫: 285ページ
出版社: 早川書房 (2006/10)
ASIN: 4150115834


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宇宙英雄ローダン・シリーズ328巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

発売  =2006年10月
収録  = 655 & 656話
サイクル= 第11サイクル「公会議
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■ 655話「地球最後の奇術師」(ウィリアム・フォルツ)

 ラール人はアトランを捕らえると、ローダン自らがアトランを処刑するように命令した。これでローダンの、ヘトスに対する忠誠を試そうというのだ。追い込まれたローダンは、古典的な奇術のトリックでラール人を欺こうとするが・・・!?


 どんなトリックを使うかは早々に解りますが、それをどういうシチュエーションで使うのか、が最後まで解らず、なかなか読ませます。

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■ 656話「秘密保持者」(クラーク・ダールトン)

 奇術師ゴロンコンは、報酬目当てにラール人にアトラン処刑の真実を明かそうとしていた。グッキー達はそれを阻止するためゴロンコンを追跡するが・・・!?


 655話からの続き。前の話とセットで1話に圧縮しても良いような・・・、あと太陽系の防諜が意外と穴だらけという事が良くわかるエピソードでした。