ペリー・ローダンあらすじ 第11サイクル「公会議」(325〜350巻/650〜699話)

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 3458年12月、『NGC3190銀河』出身の未知種族『ラール人』が太陽系に出現しました。ラール人はテラナーに対し圧倒的な技術力を見せつけたあと、自分たちが『七種族の公会議(七種族のヘトス)』の使者であると告げました。公会議とは「七つの銀河を代表する、相互に全く異質な権力グループから構成される組織」でした。


 ラール人の代表『ヘトソンの告知者』の『ホトレノル=タアク』は、テラナーを銀河系の代表種族と認定し、今後は公会議の一員となって銀河系を統治するように命じました。テラナーを敵視するアコン人・スプリンガー・ブルー族は、この勝手な主張に反発しラール人に戦闘を仕掛けますが、ラール人の無敵の宇宙艦『SVE艦』の前に大敗を喫しました。ローダンは、公会議の力の前には誰も抵抗出来ない事を悟り、仕方なく銀河系の統治者『第一ヘトラン』に就任しました。


 ラール人は太陽系に基地を置き、ローダンに圧力をかけながら銀河系をゆっくりと支配してゆきました。しかし、ローダンは表向きはラール人に屈服したふりをしながら、その一方で公会議に敵対する種族『プロヴコナー』との同盟を結んだり、対SVE艦用兵器の開発をするなど、抵抗を諦めませんでした。


 同年7月、事態が急展開しました。偶然からローダンの裏切りが公会議に発覚してしまったのです。ローダンは太陽系ごと時間バリア「ATGフィールド」で”相対未来”に逃げ、公会議からの処罰を回避しました。それを知った超重族のミュータント『レティクロン』は、公会議に自らを売り込み、新しい第一ヘトランに就任しました。レティクロンは、ラール人と第2の公会議種族『ヒュプトン』の支援を受け、太陽系攻撃の準備を進めました。


 ローダン達は公会議がATGフィールドを突破して侵攻して来る可能性を予期し、次の作戦を開始しました。
(続く)

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■ペリー・ローダンへの道
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