感想:少年漫画誌「月刊少年チャンピオン2011年7月号」


 発売日:2011年6月6日

秋田書店月刊少年チャンピオン
http://www.akitashoten.co.jp/index2.html

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>絶対危険!! 戦慄のモンスターパニック!!
>巻頭カラー66P!!
ハカイジュウ
本田真吾
>次々と出現する凶暴なモンスターを前にして、なす術のない陽たち。この窮地の中、村内の交渉により、陽たちのヘリへの搭乗を謎の部隊が許可。遂に立川脱出へ!!

 この、モンスターは気持ち悪いわ、人間の嫌らしさとかを見せ付けるわ、の、ひどくて仕方ないけど何故か目が離せない漫画が巻頭に登場。カラーであの虫みたいな怪物が描かれて余計に気持ち悪いわ。結末は衝撃!というほどでもないけど、またまた次回への期待を抱かせます。


・ハルポリッシュ/土塚理弘×みなもと悠

 連載2回目。これは良いよ。


・いづみかつき オイ!! オバさん

 連載3回目。元ヤン美少女物。今回はクラス対抗ソフト大会に、オバさんが燃えまくります。

 ちょっと勢いが落ち着いてしまったかなぁ。読者として読みたいのは、子犬みたいな主人公がオバさんに振り回されて困ってしまうようなお話なのですが、今回はそれがちょっと希薄。このまま落下していくのか今回たまたまか、さてどっちだろう。


千明太郎 キミイロフォーカス

 主人公のめがね君が出会った美少女(中三)は、官能小説書き志望で、小説のため自分を縄で縛ったりしています。そこで主人公君がメガネ外しモードにチェンジして・・・

 作者のタガが外れたのか、ここ数ヶ月ドンドン狂気的な方向に驀進しています。読者もその傾向に引いているのか、今月見事に巻末でした。まあ、この話じゃついていけんわ。

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 ハルポリッシュ一押し。オバさんは頑張って盛り返してね。