ゲームブック「フリーウェイの戦士」簡単なリプレイ的なものというか

Freeway Fighter (Fighting Fantasy)

フリーウェイの戦士~ファイティング・ファンタジー (13) [文庫]
I. リビングストン, 佐脇 洋平, イアン・リビングストン
http://www.amazon.co.jp/dp/4390111566
文庫: 380ページ
出版社: 社会思想社 (1986/12)
ISBN-10: 4390111566
ISBN-13: 978-4390111560
発売日: 1986/12

■あらすじ

 2020年代。突如発生した新種の疫病により、数日で世界人口の85%が死亡し、文明は崩壊した。生き残った人間のうち、理性的な者は文明を再興しようと街を作り自給自足の生活を始めていた。しかし暴力的な者たちは街や旅人を襲撃して、略奪を繰り返していた。「君(=読者)」は、製油所に小麦の種を届け、その見返りとして1万リットルの石油を手に入れ、街に帰ってこなくてはならない。しかし製油所と街の間には無法の荒野が広がっているのだ。

 さあ、ページをめくりたまえ。


■前置き

 この本、軽く調べてみるとやたら評判が悪いです・・・、「一直線じゃねーか!」とか「こんなSF設定つまらん!」とか・・・、個人的には、確かにファンタジー以外のテーマはイマイチ興味が出ませんが、「宇宙の連邦捜査官」とかは買う気がなくても、この手のマッドマックス的展開は結構燃えるんですけどね。カーウォーズっぽいし。


■最初の旅

 アメリカはもうバイオレンスジャック並みの無法地帯でした。街を離れるとすぐにやれ銃声だ、爆発だ、略奪者の襲撃だ、と、1パラグラフ進むたびにバイオレンスなイベントが起きて全然先に進めません。どうしてくれよう。それでもなんとか荒野を突っ切って走っていこうとしたのですが、運転ミスというか判断ミスで車もろともえらい目に・・・、君の任務は失敗に終った。


■雑感

 ふんふん、やはり巧みなプロットというより、「一歩進むたびに悪党が襲い掛かってくる」というタイプのようです。まあ名作認定はされなさそう。でも私としては結構面白そうに思います、ハリウッド映画的だし。

 
El Guerrero De LA Autopista (Luchaficcion/Freeway Fighter)