アニメ「ゼロの使い魔F」の感想です。
（※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください）
■TVアニメ ゼロの使い魔F｜オフィシャルウェブサイト
http://www.zero-tsukaima.com/index.html
CS放送・AT-Xでの視聴です｡
■概要
ライトノベル「ゼロの使い魔」（原作：ヤマグチノボル／（ＭＦ文庫Ｊ／メディアファクトリー刊）のアニメ化作品（第四期・完結編）。ジャンルは異世界魔法ツンデレアニメ。
過去のTVシリーズは以下の通り
第1期 2006年7月〜9月 ゼロの使い魔
第2期 2007年7月〜9月 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜
第3期 2008年7月〜9月 ゼロの使い魔〜三美姫の輪舞（プリンセッセのロンド）〜
■キャスト
ルイズ 釘宮理恵
平賀才人 日野聡
シエスタ 堀江由衣
ティファニア 能登麻美子
アンリエッタ 川澄綾子
タバサ いのくちゆか
キュルケ 井上奈々子
イルククゥ 井口裕香
ギーシュ 櫻井孝宏
モンモランシー 高橋美佳子
ジュリオ 平川大輔
ヴィットーリオ 立花慎之介
ダミアン 田村睦心
ジャネット 高森奈津美
ジャック 山本格
ドゥドゥー 井口祐一
ルクシャナ 金元寿子
第１話 聖国のルイズ
■あらすじ
第三期の続き。「才人」や「ルイズ」たちはいつものツンデレ生活に戻っていたが、ある日「アンリエッタ女王」の指示で「ロマリア連合皇国」に旅立った。才人たちはロマリアで「ブリミル教」のトップ「教皇ヴィットーリオ」に出迎えられ、「ティファニア」や教皇も「虚無の担い手」だと教えられる｡「ジュリオ」も教皇の「使い魔」だった。教皇は四人目の虚無の担い手が、ガリア王「ジョゼフ」（タバサの仇的キャラ）だと告げ、ジョゼフにアピールするために、ルイズとティファニアに巫女として協力して欲しいと依頼してきた。虚無の担い手はこの世界「ハルキゲニア」を救う役割が有り、担い手たちが力を合わせなければならないという。
ルイズはやる気まんまんで早速了解するが、才人はそのためにディファニアが断りづらくなったと気にしてルイズと（いつものごとく）口喧嘩する｡ディファニアは使い魔がいない事を気にして、「コルベール」の指導で償還の儀式を始めた。同じ頃、怪しげな二人組がルイズたちの宿泊する建物に侵入し何かを盗み出した｡才人とルイズは協力して一人を捕らえるが、もう一人は盗品と共に逃亡した。才人はディファニアの償還儀式の途中に転落し、ディファニアはまるで才人が使い魔として現れたようだと思う｡
■感想
懐かしい「ゼロの使い魔」が三年半ぶりに帰ってきました（第三期終了時点で原作のストックが無くなって、その後たまるまで待っていた、という事でしょうか？）。過去三シリーズはキッズステーションの放送でしたが、何故か第四期はAT-Xに移籍。この辺りの事情は謎めいていますが、それはともかく今回はどの地上波より早い放送なのが嬉しいところ。
三年半ぶりですが絵も声優もオープニングの歌い手もサブタイトルの出し方もCM前後のBGMも何もかもそのままです。嬉しいくらい何にも変っていません。しかし、ガラッと変ったのが話の密度。過去シリーズは結構スカスカな話が多かったのですが、今回は冒頭からいきなりみっちりこってりの充実度。さすが完結編です。第三期は話の進め方がちぐはぐな感じでイマイチでしたが、今度は期待できそうだ。
★蛇足
コルベール先生って「暗い過去を自白した後死んだ」と間違って記憶していたので、廊下でぱったり会って驚きました。「人殺しに慣れるな」とか遺言だと記憶してましたよ…
