感想:アニメ「Another」第11話「Makeup -惨劇-」

アナザー【北米版】

 アニメ「Another(アナザー)」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ Another 公式サイト
http://www.another-anime.jp/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。

第11話 『#11 Makeup -惨劇-』


■あらすじ

 勅使河原は委員長の風見を死者と疑い、もみ合う内二階のベランダから突き落としてしまったという。恒一たちは風見の様子を確かめようと階下に下りるが、玄関ホールでは男子生徒が刺されて倒れており、台所では管理人が殺され火事になっていた。しかも生きていた風見は入れ違いで望月の部屋に行き、松永の残したテープを聞いたらしい。また泉美と友人の杉浦のそのテープを聞いていた。

 杉浦は小学生の頃「ミサキ」という少女と知り合いだったが、その「ミサキ」はちゃんと両目が揃っていた(=明らかに鳴の双子の姉妹の「未咲」の事)。一方、その少女にそっくりな「ミサキ(=鳴)」は4歳の頃に片目を失っている。繰り返される惨劇で精神に変調を来たしていた杉浦は、この矛盾に「鳴こそ死者であり、復活の際に不完全にしか蘇生しなかった」と結論付け、生徒たちに生き延びるため鳴を殺せと命令する。

 恐怖で半狂乱となった生徒たちは、鳴と恒一に襲いかかり、二人は必死に屋敷内を逃亡する。同じ頃勅使河原と望月は、何故か狂った管理人の妻に襲われていた。

 屋敷はバックファイアによって大爆発を起こし、地下室に隠れていた鳴と恒一は杉浦に襲われるが、杉浦も災厄で死んだ。それを見た泉美もまた鳴が死者だと確信する。鳴は一人で何処かへと向かう。


■感想

 「夜・人里離れた洋館・おかしくなって刃物を振り回してくる管理人・火事・燃え上がる洋館」と笑ってしまうくらいホラーの定番的なクライマックスになだれ込んで参りました。『「みさき・めい」に「ふじおか・みさき」ってこんがらがるような名前付けるなぁ」と思ったらこういう事態のための伏線だったのか。

 千曳先生と生徒が真っ先に事故ると思ったのに、ラス前になってもまだ生存しているのが意外です。もしかして、この二人が予想外の勝者(?)になるのだろうか。

 そしてことここに至っても未だに死者が誰かわかりません…、ギブアップ。次回解答編を待ちたいと思います。

 次回最終回。