感想:映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(2011年:アメリカ)(2014年9月19日(金)放送)

(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/kinro/index.html

 日本テレビ系での視聴です(2014年9月19日(金) 21:00〜22:54)。


■概要

https://kinro.jointv.jp/lineup/140919
>1968年に公開されたSF映画の金字塔「猿の惑星」を背景に、最新の映像技術で全く新しい物語として生まれ変わった「猿の惑星:創世記ジェネシス)」。猿がいかにしてこの惑星を支配することになったのか…その始まりの物語をリアルに描き、オリジナル版にも負けない衝撃のラストシーンで幕を閉じた話題作が、続編の「新世紀(ライジング)」の公開当日に地上波初登場だ。心を揺さぶるのは、科学者ウィルと高度な知能を持って生まれた猿のシーザーとの間に生まれる友情と絆。育ての親と離れ離れになってしまった彼が哀しみ、諦め、そして自らの意志で猿たちのリーダーになるまでの心情を、「ロード・オブ・ザ・リング」のアンディ・サーキスが丁寧に演じている。SFとしてだけでなく人間ドラマとしても楽しめる超大作だ。

出演
ウィル・ロッドマン ジェームズ・フランコ関智一
キャロライン フリーダ・ピント東條加那子
シーザー アンディ・サーキス(チョー)

スタッフ
監督 ルパート・ワイアット


■あらすじ

 主人公ウィルは製薬会社でアルツハイマー病の治療薬(ウイルスを遺伝子で操作して脳の神経をどうこうする的な物)を研究していた。ウィルは成り行きから、新薬の実験体に使っていたチンパンジーが産み落とした赤ん坊を育てる事になるが、「シーザー」と名付けたそのチンパンジーは薬の影響で人間並みの知能を持っていた。ウィルはシーザーを家族として育ているが、シーザーはアクシデントで人を傷つけ、類人猿保護施設に入れられてしまう。シーザーはそこで知能を生かして猿たちのリーダーとなり、隙を見て脱走すると、ウィルの家から例の薬(ガス的)を持ち出して猿たちに吸わせ、知能を向上させる。そして皆で施設を脱走すると、さらに動物園の猿も解放し、人間の妨害を突破して森に逃げ込む。ウィルはシーザーに家に戻ろうと呼びかけるが、シーザーは森が家だと言い残して消える。


■感想

 うーむ、悪くは無かったけど途中にタルイ箇所もあり、「もう時間がたつのも忘れて……」という程でもありませんでした。でも猿って全部CGなんですよね? 技術の進歩とは素晴らしいものだなぁと思いました。それはそうと、「あれから●年後……」と書いてあって、シーザーはガンガン大きくなるのに登場人物がまるで歳をとらないのにちと笑った。

 さて、もう一匹の高知能チンパンジー・ジェイコブスがあっさり行方不明になるとか、薬(ウイルス)が人間には危険だ、とかいう設定はさらっと流しており、『そのあたりは続編で描くぜ』というスケベ心が見え見え。これでこの映画が大外れだったらどうする気でしたか。


★おまけ1

 関智一が洋画でアテているのは初めてみました。まあキャリアはもう20年超くらいでしょうから、声優の実績は十分ですが、何故かアニメオンリーの人みたいなイメージが有って不思議な感覚でした。


★おまけ2

 日本テレビのサイトのあらすじってばらしすぎだろ。見た後に読んでみたら、話の7割くらいばらしてる。