感想:アニメ「りゅうおうのおしごと!」第7話「十才のわたしへ」

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TVsアニメ「りゅうおうのおしごと!」公式サイト http://www.ryuoh-anime.com/index.html
放送 BSフジ。

【※以下ネタバレ】
 

第7話 『第七局 十才のわたしへ』 (2018年2月19日(月)深夜放送)

 

あらすじ

 八一は気合を入れなおすと、天敵・山刀伐仁(なたぎり・じん)をあっさり葬った。対局を観戦していた銀子は桂香に、八一は自分たちとはかけ離れた才能を持つ、人間とは全く別の生き物「将棋星人」なのだと言う。

 八一たちが生石充(おいし・みつる)に振り飛車を教わっている頃、後が無い桂香は銀子に土下座して研究相手になってもらっていた。桂香は銀子から、流行の戦法を追いかけるあまり自分の型が無く、20歳の頃より弱くなっていると指摘される。そして勝つために自分に自信をもって指せと叱咤される。

 桂香は父親に研修会で負ければ退会すると告げてから対局に向かう。研修会で桂香には天衣&あいの同門二連戦がセッティングされる。桂香はまず天衣との対局で、心理戦で平常心を奪っておいて勝利する。そして続くあいとの対局でも優位に立つが、勝負を投げ出さずに粘りまくるあいの姿を見て、自分はここまで将棋に打ち込んだことは無かったと思う。

 結局桂香はあいに敗れるが、父親には退会を辞めることを伝え、たとえプロ棋士になれなくても将棋に関わる仕事に就きたいと言う。


感想

 前回のラストは、八一が天敵・山刀伐に追い込まれて負け必至の状況の筈だったのに、今回ちょっと気合を入れ直したら速攻で勝ってしまったのにクソ笑った(笑) そして八一が楽々勝利をつかんだようにしか見えないので、銀子に「八一は別の星に住んでいる人間を超えた将棋星人」とか褒めさせても、全然凄さが伝わってきません(笑)

 また桂香が年齢制限に追い込まれて、遥か年下の銀子に(黒い打算込みで)土下座するとか色々ある深いエピソードの話の筈なんですが、物凄くあっさり流していてそのあたりも笑った(笑)

 こうなると、もうこのアニメは原作の忠実な再現ぶりを楽しむのではなく、「ストーリーが破綻しないほどにどこまで原作のストーリーを削ったのか?」という点を楽しむアニメに思えてきました(笑) でも、今回で漫画連載を追い越してしまったので、今後の展開が原作とどれくらい違うのか判らなくなってしまうのが残念です(笑)
 
 
りゅうおうのおしごと! (GA文庫)