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放送 AT-X。
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【※以下ネタバレ】
第4話 臨界 (発売日:1994年9月21日)
あらすじ
長老会議の大勢は、モンテウェルズの政敵グノー枢機卿へと傾きつつあった。だが、キリコ蘇生がグノーの仕組んだものと告発され、形勢は一変する。一方、巡礼者にまぎれ込んで惑星ジアゴノにやってきたキリコは、フィアナを奪回するべく、ATで聖地アレギウムに突入する。
全5話中の第4話。
聖地アレギウムでの次期法皇を指名する会議は、モンテウェルズと対立候補グノー枢機卿のどちらも決め手を欠いたままだった。ところがモンテウェルズは、民間の蘇生業者がフィアナのコールドスリープカプセルをジアゴノの宇宙港に運び込んでいるという事実を明かし、キリコの蘇生を企んだのはグノーたちだと糾弾、一気に会議の主導権を握る。
一方、キリコとゴディバはジアゴノに到着し、聖地アレギウムに突入する準備を進めていた。ゴディバはキリコがマーティアルの注意を引き付けている間に自分がフィアナを蘇生させると請け合うが、キリコはフィアナの再凍結を望んでいた。
テイタニアはフィアナからキリコについての話を聞くため、独断でフィアナの蘇生を指示し、フィアナも意識を取り戻した。
やがてキリコの攻撃が開始され、アレギウムに集った長老たちは動揺し、モンテウェルズにネクスタント・テイタニアの出撃を要請した。しかしモンテウェルズは、法皇の権限が無ければテイタニアに命令は下せないといい、法皇テオ8世に自分を次期法王に指名するように要請する。グノーの側近ノスコヴィッツの抗議も虚しく、テオによりモンテウェルズは次期法皇に指名される。
テイタニアはキリコ迎撃のためATで出撃しようとするが、それを見届けに来たモンテウェルズに真相を明かすように迫る。実はモンテウェルズは法皇となるためキリコを利用する計画を立てており、キリコたちのコールドスリープカプセルを回収させるつもりだった。しかし偶然にもその計画が実行される前に、カプセルは偶然に民間業者に回収されていたのだった。
そこにグノーやノスコヴィッツが現れ、業者は何日も前にジアゴノに到着しており、モンテウェルズが自分たちに濡れ衣を着せるために使ったと糾弾する。しかしモンテウェルズはグノーたちを射殺する。それを見たテイタニアは、自分がネクスタントになる契機となった自動車事故も父モンテウェルズが引き起こしたことだったのを悟る。全てを知ったテイタニアは、それでもキリコと雌雄を決するために出撃した。
感想
評価は○(まあまあ)
んー、まあ「モンテウェルズの謀略」というタイトルなら相応しいのでしょうけど、キリコとフィアナがだしに使われているだけというか、キリコたちの物語じゃないのがどうにも…… 一応キリコがATに乗って暴れまわっていますが、こういうお話じゃ素直に楽しめないよね。
装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端
https://www.at-x.com/program/detail/1226
<スタッフ>
企画・製作・著作:サンライズ
原案:矢立 肇
原作・総監督:高橋良輔
監督:今西隆志
キャラクターデザイン・作画監督:塩山紀生
メカニカルデザイン:大河原邦男
メカニカル作監督:吉田 徹
デザインワークス:出渕 裕
サブメカデザイン:佐山善則
音楽:乾 裕樹
作画監督:塩山紀生
音響:小林克良
プロデューサー:猪股一彦(ユーメックス)、沢登昌樹(ムービック)、植田益朗(サンライズ)、富田民幸(サンライズ、第2話~第5話)
制作:サンライズ、ユーメックス、ムービックプロモートサービス
<キャスト>
キリコ:郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
テイタニア:松岡洋子
ロッチナ:銀河万丈
ゴディバ:江原正士
ノスコヴィッツ:笹岡繁蔵
法皇テオ:坂東尚樹
モンテウェルズ:山内雅人
1994年OVA作品 全5話