【人形劇】感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3」第5話「妖姫伝説」

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武侠ファンタジー人形劇 TVシリーズ3期『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』 https://www.thunderboltfantasy.com/season3/
放送 BS日テレ

www.thunderboltfantasy.com
【※以下ネタバレ】
 

第5話 妖姫伝説 (2021年5月1日(土)深夜放送)

 

あらすじ

 
 殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)は婁震戒(ロウシンカイ)(石田彰)の追跡を何とか振り切ったあと、凜雪鴉(リンセツア)(鳥海浩輔)が別れ際に渡してきた荷物の中身を確認してみると、なんと凜雪鴉そっくりの人形が入っていた。しかも人形は突然本人の声でしゃべりだし、術の力で離れた相手と会話ができる通信機だと説明する。殤不患は気味悪がるが、便利なのも事実なのでとりあえず捨てずに置いておくことにした。

 捲殘雲(ケンサンウン)(鈴村健一)と聆牙(リョウガ)(小西克幸)は、目の不自由な女性・睦天命(ムツテンメイ)(東山奈央)に出迎えられ、さらに探していた天工詭匠(テンコキショウ)(利根健太朗)に出合う。天工詭匠は捲殘雲が聆牙を持っているのを見て全てを察し、回復のための貴重な霊薬を捲殘雲に託す。捲殘雲は急いで浪巫謠(ロウフヨウ)(西川貴教)の元に向かった。


 刑亥(ケイガイ)(大原さやか)は、無界閣で発見した魔剣・七殺天凌(ナナサツテンリョウ)(悠木碧)に自分の姉の魂が封じられていることを発見し、意外な出会いに驚く。七殺天凌は自分が剣になった経緯を語る。

 200年前。窮暮之戰[キュウボノセン]で魔族は破れて魔界に撤退したが、魔族・照君臨(ショウクンリン)は、のちに西幽と呼ばれる地域に残り、人間の美女の姿に化けて皇帝に近づいた。そして皇帝の寵姫となると、皇帝を堕落させ、様々な方法で多くの血を流させたものの、やがて護印師に正体を見破られ、剣で斬られて海の藻屑と消えた。

 しかし照君臨はあらかじめ自らの魂を肉体から別の器に乗り換える術を仕掛けており、自分を斬った護印師の剣に乗り移っていた。150年後、照君臨改め魔剣・七殺天凌は目覚め、周囲の人間を自らの力でたぶらかし、かつての皇帝の寵姫の頃よりも多くの血を流させた。しかし、やがて啖劍太歳(タンケンタイサイ) こと殤不患に敗れ、魔健目録に封印されたのだった。

 刑亥はここで殤不患の名前が出たことに驚き、自分も殤不患によって痛い目に合わされたことを説明する。そして七殺天凌を無界閣に迎えたことで新たな展望が開けたという。


 捲殘雲たちは殤不患のところに戻り、浪巫謠は霊薬によってすっかり回復した。しかし浪巫謠は元気になった途端、天工詭匠のところに何故殤不患自身が出向かなかったのかと詰め寄る。殤不患は、魔剣目録に全ての魔剣を回収するまでは睦天命には会えないというが、浪巫謠からは言い訳だとなじられる。


感想

 今回は七殺天凌誕生物語でした。もし第二期以降にこの設定を作ったのなら、刑亥(ケイガイ)との姉妹設定とか上手いこと考えたもんだなぁと思います。

 あと、凜雪鴉お手製の凜雪鴉人形がSDタッチでやたらかわいい(笑)
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 オリジナルサウンドトラック