【映画】感想:映画「シャークトパス」(2010年:アメリカ)

シャークトパス [DVD]

BS12開局15周年特番 蘇えるゴールデン・サメ劇場 https://www.twellv.co.jp/program/drama/15th-shark/
放送 BS12。2022年5月5日(木)

【※以下ネタバレ】
 

人喰いザメ+超巨大ダコ=シャークトパス!!!
ホオジロザメの残虐性とタコの狡猾さを併せ持つ、アメリカ海軍最新の生物兵器が遂に放たれる!!


サンタモニカ・ビーチ。ビキニ姿の美女たちが今日も海で戯れている。そんな中、巨大なホオジロザメが海底深くからあらわれ一人の美女に狙いを定めた。絶体絶命、誰もがそう思ったその時、謎の触角がいくつもあらわれ、あっという間にホオジロザメを飲み込んでいった。その生物は半身がタコ、半身がサメのようだが、何故か人間には襲いかからず、海中深く消えていった。 その頃、数マイル離れた水生生物研究室のモニターが、その様子を映し出していた。その前にいたのは海軍服に身を包んだ男・コックスと研究所の責任者ネイサン(エリック・ロバーツ)だった・・・。

 

あらすじ

 サンタモニカのビーチを泳いでいた女性にサメが接近してくるが、海中から飛び出した触手がサメを捕まえて追い払ってしまった。その触手の正体は、アメリカ海軍がブルーウォーター社に極秘に資金を提供して作らせたサメとタコを合体させた生物兵器の試作品「S11」だった。

 S11の開発者ネイサンは、視察に来た海軍軍人の求めに応じて、デモンストレーションで無関係の海上のボートをS11に追跡させるが、気が付いたポートは焦って事故を起こし、その時のショックでS11をコントロールしていた機器が外れ、S11はどこかに消えてしまう。

 ネイサンは元部下のアンディを大金で雇い、娘でS11の開発者のニコールと共にS11を生け捕りにして連れ戻すように命じる。S11は、どんどん南下していき、行く先々で人々を襲って犠牲者を増やしていく。世間はこの謎の怪物を面白半分に「シャークトパス」と名付ける。

 追跡の過程でネイサンも殺され、怒りに燃えるアンディとニコールは、メキシコで川を遡行して山中に逃げこんだS11を追い詰める。そして体に受信機を打ち込み、脳に仕込まれていた爆弾を遠隔爆発させてS11を退治した。おしまい。

感想

 評価は△(雑な作りの真のB級映画

 サメとタコを合体させた生物兵器が人を襲うという、酔っ払いが面白半分に企画を考えたようなアレ映画。

 そして、内容はと言えば、CGは稚拙だし、お話の方は起伏が無いまま怪物が漫然と人を殺していくだけ。その殺戮シーンもCGと実写の合成があまりにもアホみたいなので怖さも迫力も何もあったものではなく子供だましレベル……、うん? 評価すべきところが何一つないぞ、これ。ダメだこりゃ(ドリフ風に)
 
 

https://www.twellv.co.jp/program/drama/15th-shark/
映画「シャークトパス」5月5日(木)よる6時~


【スタッフ】
監督:デクラン・オブライエン(『クライモリ・デッドリターン』)
プロデューサー:ロジャー・コーマン(『ディノシャーク』)&ジュリー・コーマン
脚本:マイク・マクレー


【出演】
アンディ・リン(田中光陽)…ケレム・バーシン
ニコール・サンズ(岡本早紀子)…サラ・マラクル・レイン
ネイサン・サンズ(佐藤宇)…エリック・ロバーツ
ステイシー・エヴァーハート(渋井美貴)…リブ・バウン
ボーンズ(出月勝彦)…エクトル・ヒメネス
サントス(かとうかおる)…ゴンザレス・エスパーザ
ペズ(野村達也)…ブレイク・リンゼー
コックス中佐(阿部晋一)…ピーター・ネルソン
マリア(木村ゆめ子)…ブランカポンセ

 

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