【アニメ】感想:アニメ(新番組)「うたわれるもの 二人の白皇」第1話「鉄扇と共に」+第2話「覚悟の在処」:6年ぶりの続編なのにいきなりスタートとは……

うたわれるもの 二人の白皇 - PS4

TVアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』 https://utawarerumono.jp
放送 BS11

utawarerumono.jp
【※以下ネタバレ】
 

「頼んだぜ、アンちゃん。」帝の崩御から始まったヤマトの動乱。ヤマトの皇女・アンジュの毒殺未遂の嫌疑から追われる身となった右近衛大将・オシュトル。彼は戦いの末、仮面<アクルカ>の力を使い果たし、肉体と魂は世界の一部と化した。その別れ際、友であるハクにアンジュとネコネの未来を託す。オシュトルから仮面と意思を託されたハクは、ハクとしての人生を捨て、唯一事実を知るネコネを除いた皆に正体を偽り、仮面とともにオシュトルとして生きることを選んだ。そしてエンナカムイに逃れ、回復の兆しを見せたアンジュは、父である帝が残した皇女の地位を取り戻したいと立ち上がる。一方、ヤマトでは混乱に乗じて、八柱将であるライコウが偽の皇女を擁立し、国を掌握しようとしていた。やがてヤマト軍の侵攻は、本物の皇女を排除すべくエンナカムイへも及び……。ヤマト全土を巻き込む戦乱が、幕を開ける。「うたわれるもの」シリーズ最終章。全ての謎が、今解き明かされる。

 

参考

感想:アニメ「うたわれるもの 偽りの仮面」第25話(最終回)「意志を継ぐもの」
https://perry-r.hatenablog.com/entry/20160401/p5

perry-r.hatenablog.com

 
 

第1話 鉄扇と共に (2022年7月2日(土)深夜放送)

 

あらすじ

決死の救出劇の末、故國エンナカムイまで逃げおおせたオシュトル(ハク)達。
しかし、敵の動向は未だ掴めず、予断を許さぬ状況が続いていた。
もはや戦火は避けられない――オシュトル(ハク)は近く来たる戦に備え、動き出す。
本物の皇女を守る為、そして……己に全てを託した友との誓いを果たす為に。

 
 オシュトルの身代わりとなったハクは、オシュトルとしてエンナカムイの全権を託され、皇女アンジュを盛り立てていくことを誓う。しかしアンジュは毒の影響から、まだ立ち上がることはおろか話すこともできないような状態だった。ハクはついて来た仲間たちの立場を気遣い、今後どのようにふるまうのか熟慮するように促す。

 帝都では皇女アンジュが行方不明という噂が流れ、民衆の間に動揺が広がっていた。しかし八柱将ライコウは民衆に対し、身代わりの皇女を見せることで民衆を落ち着かせる。ニセ皇女が立てられたことは、オウギによってすくさまオシュトル(ハク)に伝えられる。

 帝都からは、オシュトルの部下の近衛兵たちとその家族がエンナカムイを目指して移動していたが、その後を帝都からの追手が追撃していることが判明した。ハクはすぐさま救出に向かう事を決断し、仲間たちもオシュトル(ハク)と共に行動することを誓う。


第2話 覚悟の在処 (2022年7月2日(土)深夜放送)

あらすじ

オシュトル(ハク)との合流を急ぐべく、キウルは帝都からオシュトルの近衛衆を率いてエンナカムイを目指していた。
しかし、國境を目前に控え、その動きを読んでいたヤマト軍が急襲をかける。
果敢に応戦するキウル達だが、長旅による消耗も重なり窮地に立たされてしまう。
絶体絶命の危機――そこへ馳せ参じたのは、援軍を率いたオシュトル(ハク)であった。
一方で混乱の渦中にある帝都では、八柱将の一人・ライコウが不穏な動きを見せていた。

 
 帝都からエンナカムイへと移動していた近衛兵とその家族は、帝都から追撃してきたデコポンポの副官の軍に追いつかれてしまう。しかし、そこにオシュトル(ハク)たちが駆け付け、近衛兵たちを休出した。精強な近衛兵が加わったことで、心もとなかったエンナカムイの戦力が増強されることになった。

 帝都では八柱将の集まりが開かれるが、会議を主導するライコウは、とりあえずオシュトルたちを静観する方向でまとめる。しかしデコポンポは取り決めを無視し、エンナカムイへの進軍を開始する。

 実はデコポンポは、オシュトルがヴライと戦って重傷を負ったこと、また本物の皇女を帝都から連れ出しており今帝都にいるのはニセ皇女であること、を知っていた。デコポンポはオシュトルを倒して本物の皇女を帝都に連れ戻すことで手柄を立てようとしていた。

 そしてデコポンポ軍二万がエンナカムイの国境の門の前に集結した。

感想

 評価は〇(そこそこ)。

 6年前の2016年に放送していた「うたわれるもの 偽りの仮面」の続編。「偽りの仮面」は2クールアニメなのにキャラ紹介ばかりに時間を割いて展開がクソ遅かったので、正直大して評価していませんでしたが、本作はまあまあ。

 既にキャラ紹介は完了していて、またある程度話も盛り上がったところから転がせばいいだけなので、序盤からそこそこは面白かった。しかしなぁ、6年ぶりの放送なのだから、ある程度前作のおさらいみたいなダイジェスト展開やるのかと思ったら、いきなり始めるもんなぁ、ビックリしたよ。ゲームとかならそれでいいかもしれんけど、テレビアニメでそうやってくるとは…… 慌てて自分の書いた前作のあらすじ読み直して記憶を取り戻しましたわ。

 ハクの声が故・藤原啓治氏だったころは「なんか違和感あるよなぁ」とずっと思っていましたが、いざ別の人の声になってしまうと、それはそれで違和感…… わがままが過ぎるか……
 
 

うたわれるもの 二人の白皇


制作会社
WHITE FOX


スタッフ情報
【原作】AQUAPLUS
【監督】川村賢一
【シリーズ構成】横山いつき
【キャラクター原案】甘露樹みつみ美里
【キャラクターデザイン・総作画監督】中田正彦
【プロップデザイン】岩畑剛一、渡邉八恵子
【文字デザイン】コレサワシゲユキ、灯夢
【美術設定】天田俊貴
色彩設計佐藤美由紀
美術監督】高峯義人
【撮影監督】横山翼
【3DCG】サンジゲン
【編集】後藤正浩
【音響監督】山口貴之
【音楽】AQUAPLUS



音楽
【OP】Suara「人なんだ」
【ED】Suara「百日草」


キャスト
オシュトル(ハク):利根健太朗
クオン:種田梨沙
アンジュ:赤﨑千夏
ネコネ:水瀬いのり
ルルティエ:加隈亜衣
アトゥイ:原由実
ノスリ山本希望
オウギ:櫻井孝宏
ウルゥル/サラァナ:佐倉綾音
キウル:村瀬歩
ヤクトワルト:江口拓也
シノノン:久野美咲
ムネチカ:早見沙織
フミルィル:儀武ゆう子
ライコウ置鮎龍太郎
カヅチ内田夕夜
ウォシス:菊池幸利
マロロ:杉山大
シチーリヤ:三宅麻理恵
ソヤンケクル:最上嗣生
オーゼン:佐々木義人
トキフサ:志賀麻登佳
デコポンポ:大川透
ボコイナンテ:中西としはる
イラワジ:白熊寛嗣
トリコリ:藤田昌代
シス:山村響
ヤシュマ:田丸篤志
ゲンホウ:大川透
イタク:小林裕介
アルルゥ沢城みゆき
カミュ釘宮理恵
ウルトリィ:大原さやか
カルラ:田中敦子
トウカ:三宅華也
クロウ:小山剛志
ベナウィ:浪川大輔
オボロ:桐井大介
ドリィ/グラァ:渡辺明乃
ムント:白熊寛嗣

 
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