【映画ネタ】評論家が「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に冷たい理由【凄く簡単】

New スーパーマリオブラザーズ

2023年4月15日 11時08分
絶賛vs酷評!マリオ映画、観客と批評家で賛否真っ二つの背景
https://www.cinematoday.jp/news/N0136276

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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が、全世界ですごいことになっている。今月28日の日本公開を待たずして、世界興行収入はすでに5億ドル(約650億円・1ドル130円計算)を突破。あらゆる新記録を打ち立てている一方で、批評家の評は必ずしも優しくない。

The Boston Globe は「これは映画ではない。ファンが期待するものをチェックして入れただけ」とぴしゃり。New York Post も「キノコ王国やジャングル王国など、きっちりディテールを入れて描いてはいるが、魂はない。彼らがやりたいのはもっと物を売ることだけ。これはクリエイティブに見せかけた欲だ」と厳しい。RogerEbert.comがつけた得点は、4点満点の1.5。「予告編レベルの薄っぺらさ。クリエイティブであること、野心的であることを完全に避けている」というのが理由だ。

 堂々と批評家に反論する記者もいる。たとえば Inside the Magic は、「『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、子供を楽しませ、大人にノスタルジアを感じさせる、パーフェクトなバランスを達成した。観た人の多くは、イースターエッグを見つけた喜び、素晴らしい世界観、そしていかに楽しい映画だったかについて語っている」と絶賛。批評家による「話が薄い」という批判についても、「マリオのゲームはもともとすごいストーリーや感動があるものではない。カラフルで楽しいものだ。この映画はそこを見事にやってみせた」と一蹴した。

Forbesも、この映画はそもそもゲームのファンのために作られているのだと指摘。任天堂のゲームをして育ったというこの記者は、「これらの批評家には(マリオならではの)マジックがわからなかったようだ。彼らの多くはマリオをあまりプレイしてこなかったのだろう。それはとても残念。この映画は史上最高のゲームを最も忠実に、最も正しい形で映画化した素晴らしい作品なのに」と書いている。

 
 ヤングチャンピオン 2023年No.10の映画評論コーナーでのこの映画を取り上げていたのですが、プロ二人は「自分に向けた映画じゃなかった」「92分が苦痛だった」とクソミソの評価。ところが三人目の編集部員は「マリオの映画サイコー」みたいと好意的。

 まあ、考えてみれば映画の評論家が子供の頃にゲームを遊んでいたわけがないので、マリオに一秒も触れたことがないんだと思います。すると「なんかよく知らない親父二人が出て来る映画」としか思えなくて、評価が辛いのも仕方ないかなぁと。
 
 というか娯楽映画のことなんか解らないんだからコメントしなきゃいいのに。淀川長治日曜洋画劇場で娯楽映画の解説は頓珍漢な事言ってたしぃ(古い)
 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー | 任天堂
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