【ボードゲーム】日本語で「レガシーシステム」の説明でピンとくるの、なかなか無いよね【BoardGameGeek】

ボードゲーム/リスク・レガシー
ボードゲーム/リスク・レガシー

トリテとレンク(1) ~トリテと連句レガシーシステム|珍ぬ
https://note.com/ztatak/n/n5490204e9cd6

note.com
 
 ボードゲーム業界で一般常識となった「レガシー・システム」。しかし日本語でこの用語を説明しているサイトで「これだ!」って腑に落ちるものがちっともない……、

 色々探し回って、上記のサイト、というかそこからリンクしているBoardGameGeekのレガシーシステムの説明が一番わかりやすかったです。さすが世界一のボードゲームのサイト。
 

Mechanism: Legacy | Family | BoardGameGeek
https://boardgamegeek.com/boardgamefamily/25404/mechanism-legacy

boardgamegeek.com

※以下機械翻訳

レガシー ゲームは、プレイされた各ゲームの結果とプレイヤーの選択に基づいて、時間の経過とともにルールとコンポーネントが変化するボード ゲームです。彼らは、カードにマークを付ける、ステッカーを貼り付ける、コンポーネントを破壊する、密封されたパッケージを開けるなどの方法で、ボード ゲームに物理的な変更を加えることがよくあります。


レガシー ゲームで行われた変更は永続的に残るように設計されています。レガシー ゲームの完全なエクスペリエンスは、1 回だけプレイできるキャンペーンでプレイされます。完全な体験を再度プレイするには、プレーヤーはゲームの別のコピーを購入するか、利用可能な場合は「リチャージ パック」を購入する必要があります。

 
 ほほう。

トリテとレンク(1) ~トリテと連句レガシーシステム|珍ぬ
https://note.com/ztatak/n/n5490204e9cd6

ポイントを3点あげると、
1)ゲームごとに、ルールやコンポーネントなどが変化する。
2)前回のゲームの結果が、次回のゲームに反映される。
3)前回以前のゲームを再度プレイすることはない。

ぶっちゃけ要約すると、
繰り返し遊ぶために
繰り返し遊べなくする
です。

 
 ほほう。


 具体的な例としてはここが良いかも。
 ↓
 

第28回「『リスクレガシー』、こいつはヤバい!」: タナカマコトの「手番ですよ。」
http://teban.pico2culture.jp/article/54091209.html

teban.pico2culture.jp

ゲームをはじめてプレイする時に、各プレイヤーは、まず勢力を選び、その勢力を表すボードと特殊能力が書かれたシールを二枚受け取る。


二枚受け取ったうちの一枚を選び、そのシールを自分のボードに貼る。そして残った一枚は、破棄。
貼られたシールは、当然、剥がせない。未来永劫、そのままである。もう一枚の破棄する方は、文字通り「破棄」。破いて棄てることになる。
この、もうひとつの地球では、選択が行われた時点で、その選択が大きな選択として刻まれるのだ。

 

カードを使い、防空壕を作ったとする。そのプレイヤーは、防空壕のシールを受け取り、ボード上の対象となった地域に、その防空壕のシールを貼る。これで防御力アップだ。


そう、さきほどの勢力ごとの特殊能力の選択と同様に、カードを使うことで建てられる建物もまた、ボード上にシールを直接貼ることで表現されるのだ。その建物は、歴史的建造物として、このもうひとつの地球に刻まれるのだ。


この「リスクレガシー」では、すべてがこのように、プレイヤーの行動一つ一つが、歴史上の出来事として刻まれることになるのだ。

 

そして、ゲーム終了。
世界をその手中に収めた勝者は、その絶大な権力を行使することができる。
たとえば、世界のどこかに自分の都市を作る。そんなことができる。


ボード上に自分の都市を作ることができるのだが、それもまたシールを貼り、作ることになるのだ。しかも、そのシールには、都市の名前を書き入れる記入欄があり、好きな都市名を付けることさえ出来る。ゲームの勝者は、その時代の覇者であり、そのくらいの力を持っているわけだ。
その都市は、次の時代、すなわち次回以降のゲームにおいて、意味を持つことになる。

 

そのほか、ゲームを繰り返し遊ぶ中で、特定の条件を満たしたならば開けられる「封印されたカードセット」も見逃せない要素だ。
ふたの裏、厳重に封のされたカードのセットがいくつか用意されている。
それらは、封の上に書かれた「来たるべき時」が来たならば開けられ、ゲームに使われることになる。

 
 ようやくわかってきた気がする。