【海外ドラマ】感想:海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」シーズン2 第19話「霊柩車には機関銃」

特攻野郎Aチーム シーズン 2 バリューパック [DVD]

特攻野郎Aチーム シーズン2 https://www.twellv.co.jp/program/drama/a-team-s2/
放送 BS12。

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【※以下ネタバレ】
 

不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する。俺たち、特攻野郎Aチーム
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー

 

シーズン2 第19話「霊柩車には機関銃」 CHOPPING SPREE

あらすじ

高級レストランに車を止めた犯罪歴のある青年デービーは、自動車泥棒の被害に遭う。仕事をクビになり、デービーは車と自分の無実を取り返すためAチームを雇う。自動車窃盗団をおびき寄せたところ、コング(B・A・バラカス)のバンが盗まれてしまう。窃盗団の手口は、中古車を売り、数週間後に盗み、“切断”店にて細かく解体するというものだった。コングのバンの運命をかけた時間との戦いだ。

 
 冒頭。とある駐車場で窃盗犯二人組が、レストランの駐車場から高級車を盗み、止めようとした若者を殴りつけて車で走り去ってしまう。


 Aチーム(withターニャ)は、コングの知り合いの若者デービーからの連絡を受けて助けにやってくる。デービーは駐車場で車を盗まれた後、勤めていたレストランを首にされた上、前科持ちのため犯人グループの仲間と疑われ警察にマークされていた。ハンニバルたちはデービーの無実を証明するため犯人たちを捕まえようとする。

 Aチームはレストランの駐車場に張り込み、フェイスが愛車の鍵を抜き忘れたふりで放置して、犯人たちが引っかかるのを待つことにした。そして見知らぬ男がフェイスの車に乗り込もうとしたので早速捕まえに行くが、その間に自分たちのバンを盗まれてしまう。しかも犯人かと思った男は、単に自分の車とフェイスの愛車(同じ車種)を間違えただけの一般人だった。ハンニバルとコングはフェイスの車で追跡を開始するが、タイヤを撃たれて取り逃がしてしまう。

 Aチームは、デービーからの地元の犯罪に関係していそうな自動車修理工場を教えてもらい、そこの店主を脅して、盗難自動車を扱うサム・フレンドリーの事を聞き出す。サムは中古車販売会社を経営しているが、売った車を部下に盗ませて部品に解体して売りさばき、二重に儲けるという悪事を働いていた。

 フェイスはやり手の営業マンという体でサムに自分を売り込んで会社に入り込み、さらにハンニバルは音楽業界の大物プロモーターに変装してサムの店に現れ、リムジンやポルシェが欲しいと注文する。サムは早速車を手配するが、Aチームは車を運んできた輸送車を盗んでしまう。

 仕方なくサムは車を用立てるため、先日盗んできて工場で解体直前の車を転用しようと電話で連絡する。Aチームはそれを盗聴しており、サムを脅して解体工場に乗り込み、盗まれたバンを発見する。

 ところがそこに脱税容疑をかけられ大陪審に召喚されている実業家トニー・ビクターとのその部下が現れ、Aチームは捕まってしまう。ビクターは部下と共に警官に変装し、パトカーそっくりに改造した車でどこかに出かけていった。Aチームはサムたちに殺されそうなるが、捕まっていなかったモンキーの助けでサム一味をKOする。

 ハンニバルたちは、ビクターたちは葬式に参列する予定の地方検事を殺害するつもりだと気が付き、中古車置き場に放置されていた霊柩車に手を入れて走れるようにする。そしてビクターたちの偽パトカーに追いつき、猛烈な銃撃戦の末、走行不能にした。

 ビクターとサムは捕まり、デービーの濡れ衣も晴れてハッピーエンドというオチで〆。


感想

 なんかイマイチのエピソード。

 中古車販売業の裏で窃盗もやっている悪党をやっつける話、だけならまあそこそこだったかもしれませんが、そこに唐突に脱税容疑の実業家ビクターが地方検事を暗殺する話をくっつけてきたので、なんかすごく座りが悪い話でした。

 Aチームが依頼を受けて悪党たちと対峙すると、悪党たちはさらに大きな犯罪をたくらんでいた、みたいな話は過去にもありましたが、本作はサム・フレンドリーとトニー・ビクターの話が全くつながっていないというか、関係ない二つの話を無理に合体させた感があり、お話として無理がありすぎるという気がしました。

 という事で、乗れ切れない凡作回でしたね。がっかり。
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

特攻野郎Aチーム シーズン2
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー


シーズン2も”ハンニバル”ことジョン・スミス(ジョージ・ペパード)、”フェイスマン”ことテンプルトン・ペック(ダーク・ベネディクト)、”コング”ことB・A・バラカス(ミスター・T)、そして”クレイジーモンキー”ことH・M・マードック(ドワイト・シュルツ)の金しだいで何でもやる腕利きの軍人チームが、ジンバブエにあるダイヤモンド鉱山からベルエアーの怪しげな通りまで危険な冒険を繰り広げる。
(日本語吹替)



【出演者】
キャスト:役名(吹替)
ジョージ・ペパード:“ハンニバル”ジョン・スミス(羽佐間道夫
ダーク・ベネディクト:“フェイスマン”テンプルトン・アーサー・ペック(安原義人
ドワイト・シュルツ:“クレイジーモンキー”H・M・マードック富山敬
ミスター・T:“コング”ボスコ・アルバート・バラカス(飯塚昭三


【スタッフ】
製作総指揮:スティーブン・J・キャネル、フランク・ルポ