異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~公式サイト https://r.gnavi.co.jp/nobu/
放送 BS11。
【※以下ネタバレ】
京都の寂れた通りに店を構えた居酒屋「のぶ」は、
正面入口がなぜか異世界へと繋がってしまっていた。
大将の矢澤信之(やざわのぶゆき)と
給仕の千家しのぶ(せんけしのぶ)は、
その異世界の街・古都アイテーリアで
店を始めることにする。
衛兵、職人、商人、貴族......
誰でも気軽にちょっと一杯。
そんな居酒屋「のぶ」は、今日も通常通り営業中。
第1回 「おでんのじゃがいも」「若鶏の唐揚げ」
あらすじ
第1話 「おでんのじゃがいも」
兵士のハンスは、仕事の後、同僚のニコラウスに連れられて、彼がお勧めという店「居酒屋のぶ」にやってくる。ハンスは、美味なビール「トリアエズナマ」、初めて食す枝豆、そしておでんに大感激する。そしてこんないい店は上司のベルンホルトには絶対密にしておこうと思うのだった。
第2話 「若鶏の唐揚げ」
ハンスは上司のベルンホルトに無理強いされ、「のぶ」を紹介することになった。ベルンホルトは「タイショー」の腕前を試すため、まずいのが当たり前の鶏料理を注文するが、出された若鳥のから揚げの美味さに仰天する。
しかし全てを食べ終えた後、ハンスから「食べる前にレモンをかけるともっと美味しかったのに」と言われ悔しがる。さらに店員のしのぶのまかないで出た「鶏南蛮」を見て、店主に同じものをくれというが、もう鶏は品切れだと言われてしまう。
翌日。ベルンホルトは仕事を早々に切り上げると、すぐさまのぶに走り込み、若鳥のから揚げと鶏南蛮を注文するのだった。
感想
評価は○。
4月からネットで放送されていた(らしい)アニメが、10月からテレビ放送されるようになったので視聴してみましたが、こいつぁ面白いや。
以前にも「ファンタジーの世界に現代日本の料理の店が出現。異世界の住人が、現代日本人にはごく当たり前の料理を食べて大感激する」という、ほぼすべての設定がかぶっている「異世界食堂」というアニメが有ったのですが…… そちらはまーったく面白くなくて「アニメで料理物をやるのは無理やったんや!」と見切りをつけたのでしたが……
この「のぶ」は全く同じことをやっているのに、何故か面白い。何故なぜホワイ? シナリオの上手さ? 何かの演出の妙? さっぱりわかりませんが、見ていて面白いのでまあいいや。
それにしても、放送していてときどきキャラクターの台詞が字幕になって画面下にでるのですが、あれはどういう基準で台詞選んでいるの? 「こっ、これはXXが●●で美味い」という料理の感想部分を文字にしているのかなぁと思ったのですが、そうでも無さそうなセリフも文字化されているし……、よくわからん。
まあとりあえず面白いのでオッケーです。
異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~
制作会社
サンライズ
スタッフ情報
【原作】「異世界居酒屋『のぶ』」(宝島社刊)
【監督】小野勝巳
【シリーズ構成・脚本】吉田伸
【キャラクターデザイン】いとうまりこ