感想:アニメ「黄昏乙女×アムネジア」第3話「昏黒乙女」

黄昏乙女 × アムネジア 第1巻 [Blu-ray]

 アニメ「黄昏乙女×アムネジア」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「黄昏乙女×アムネジア」公式サイト
http://www.amnesia-tv.com/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第3話 『三ノ怪 昏黒乙女(こんこくおとめ)』


■あらすじ

 ある日、貞一はラブレターっぽい手紙で学校の外れに呼び出された。ところが、現れた少女は夕子が悪霊だと言い、このままでは貞一が夕子に「連れて行かれる」、つまり「神隠し」に会うので、夕子から離れろと警告する。少女は夕子が見えているようだった。少女は「庚霧江」(かのえ・きりえ)(声:喜多村英梨)という名前で、夕子は彼女の祖母の姉だという。霧江には夕子の真の姿、つまり腐敗した悪霊そのものの姿が見えていたのだった。その言葉に貞一にも夕子が悪霊に見えてくるが、すぐに貞一は夕子は見る者の気持ち次第で見える姿が変わることに気が付く。

 夕子について深く調べるため、貞一と霧江は旧校舎の地下室に入り、夕子の死体を再調査する。死体は足が折れており、またすぐ側にお堂か何かのようなものが見つかる。夕子は単純に地下室で孤独死したわけでは無いらしい。

 後日。小此木ももえが「神隠し」に関する新しい噂を仕入れてくる。それによれば、以前呪いによって一人の少女が神隠しに会ったらしい。その少女が夕子では無いのか? またそうであれば神隠しを起こしているのは何者か? 何も解らないままだったが、霧江は真相追究のため怪異調査部に入部することにした。


■感想

 原作はもっとじっとりした、というか重苦しい感じで、Aパートはまさにそんな感じでしたが、それで押し通すと視聴者がついて来れないと思っているのか、すぐに夕子さんがやたらお茶目にふるまって、暗い空気を吹き飛ばしていました。まあそういう方向性もありでしょうか。少なくとも原作の持ち味をそんなに破壊しているとは思いませんしね。