感想:ゲームブックアプリ(iOS)「待祭の旅」(森山安雄):第一印象

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■待祭の旅
https://itunes.apple.com/jp/app/free-gamebook-voyage-salamander/id670161381?&mt=8

 ちょっとプレイしてみての第一印象をいくつか書いておきます。



■概要

・文:森山安雄 絵:みつきやよい。1980年代に発売された伝説のゲームブック展覧会の絵」を担当したコンビの作品。
・なんと音楽付き。
・「無料」と謳っていますが、最後までプレイするにはお金を払う必要あり。


■あらすじ

 主人公のジプシーの少女は、18歳の誕生日に、母親から「宗主の城」へ行き、「宗主」を倒すように命じられる。それが彼女の運命だというのだ。



■感想

 いかにも「展覧会の絵」の作者の作品らしい雰囲気で、主人公は名前も無い「少女」と、突き放したような設定になっています。ゲームには能力値は使用しませんが、その代わりとして最初にトランプをランダムな枚数所持し、それで「占い」や「戦闘」を行います。カードのルールは複雑っぽいですが、そのあたりは機械が勝手に処理してくれるので、基本的に画面をタッチしていればOKです。


 あいにくと、かなり序盤の時点で「無料版はここまで」メッセージが出て体験版が終わりますが、文章と物悲しいBGMがかもし出す雰囲気は、まさしく「展覧会の絵」。「展覧会〜」が好きな人ならば買っても良いと思いますねぇ。